アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

Smile in the sea・7story 12

2006-07-31 | ・足摺の海・大増水・その他

 最高気温36度。

 とろけそうな暑い日が続く四万十です。

本日のフィールドは、土佐清水市竜串「さくら浜」です。

 

 さくら浜は、小さな入り江の小さな海水浴場。

海と空と砂浜がきれいで、おとずれる人も少ない静かなビーチ。

僕はその昔、旅の途中にふらり寄ったこの海が気に入り、

海辺のキャンプ場にテントを張りっぱなしにして、ひと夏をすごしたコトがあります。

(透明度よい海は、珊瑚&魚の種類もおおい。なにより人が少なく静かでよかった)

昼間は、シューノーケルをつけて海に潜ったり、

木陰でビール片手に本を読んだり、昼寝をしたり、のんびりとした夏を過ごしました。

(あれ?今の生活とほとんど変わりがないぞ・・・笑)

 今日は、障害をもつ子供達とその保護者達が、

さくら浜でシュノーケリング&シーカヤック(オープン)を体験するのです。

僕はそのお手伝い。

 

 保護者の大人がカヌーの前に子供を乗せて漕ぎました。

「きゃっ!きゃっ!わーっ!」。子供達の笑い声と笑顔が夏の海にとけてゆく。

僕の「シーカヤックはあまり人気がないかも・・・」そんな思いは杞憂でした。

ひとたびカヌーで漕ぎ出せば、大人も子供もみんな自然の子に。

短い時間でしたが、たくさんの無垢な笑顔に出会えたステキな夏の日でした。


黒尊の透明な空と水

2006-07-26 | 黒尊川 夏

  最高気温34度。

 本日、四国地方は梅雨が明けました。

・スッキリ青空・ムシムシ空気・ギラギラ太陽

僕のカラダに、熱い空気がねっとりとからみついてきます。あちゅい。

季節柄、仕事がちょっとヒマになった友人テルミちゃんを誘い黒尊川へGO。

 

 黒尊川は、まだ少し水が多いかな?でも、水の透明度はなかなか良いです。

僕らは小さな淵に、水中眼鏡&シュノーケルをつけて飛びこみました。

水中ではハヤやカワムツが舞踊り、手長エビはニョキっと長い手をふりながら、

ニコニコと笑顔で迎えてくれた(そんな、わけないか・・・)。

最高気温33度。水温23度(少し低いですね)。

 

 「この気持ちよさプライスレス!!」

3メーターの川底から見上げた空は、少し歪んで見えました。


7月の四万十にて11 夏空復活!

2006-07-25 | 四万十川 梅雨

 最高気温33度。

 早朝、ねぼけまなこで空をぼんやり見ていると、

雲の群れが、スーッと東の空に流れて行くのが見えました。

みるみるうちに、空のほとんどが青空になってゆく。夏空の復活です。やっほー。

・ギラギラ太陽・入道雲・蒸し暑い空気・セミの大合唱。

ホントウの夏が来た!!って感じです。これで梅雨明けかな?


7月の四万十にて10

2006-07-24 | 四万十川 梅雨

時々 最高気温30度。

 昼前、太陽は1週間ぶりにその顔を見せました。

ここぞとばかりに僕は、洗濯機をまわし、

1階の艇庫、2階の部屋の窓とドアをすべて開け風をいれた。

そして夏の陽射しのベランダでトーストをかじり、アイスコーヒーを飲みました。

久しぶりの陽の暑さが、にゃんともうれしい昼どきです。

 

 午後、空はふたたび曇におおわれてしまいました。

でも、最新の天気予報をあてにするのなら、

27日ごろからは高気圧が張りだしてきて、晴れ間が日本列島を覆いそう。

これにて、今年の梅雨は「ハイ、オシマイ!」となってほしいものです。

(梅雨明けは平年より1週間おくれてます)

 

 四万十川の水位は、平水時より+1メーター。笹濁り。

このまま、あまり雨が降らず梅雨が明ければ、

今週末の川は、水量&透明度に恵まれた「最高のコンディション」となりそうです。


7月の四万十にて9

2006-07-23 | 四万十川 梅雨

  最高気温28度。

 週末の四万十は、小雨ときどき大雨。

四万十川の水位は、平水+2~4メーターの間で推移しています。

今のところは、シンパイしたほどの大増水とはならず。

しかし、四国のとなりの九州は大雨。

九州では、降りはじめの18日から今日までに、

総雨量が、800~1200ミリを超える記録的な雨量になっています。

 去年9月、四万十流域でも大きな被害をだした、

42振りの大増水の時の総雨量は、900~1000ミリ(確か)。

今回、大雨の前線がもう少し北東で停滞したなら、四万十もひどい水害に見舞われたコトでしょう。

そう思うと僕の背筋は寒くなりました。

深刻な水害に見舞われてる地域のニュースを見るたび、胸が痛くなります。

 

 風が妙に涼しい。上半身ハダカではうすら寒くおもわず長袖を着ました。

(暑がりの僕がこの時期に長袖なんて!シンジラレナイ・・・)

ラジオからは、新旧取りまぜたサーフ・ミュージックが流れてきます。

「この夏は冷夏になるかもしれない・・・。でも、僕にはあまりカンケーないけど」

と、ラジオDJがのたまった。

そのあまりに他人事なモノの言いかたに、なんだか脱力してしまった午後でした。


7月の四万十にて8

2006-07-20 | 四万十川 梅雨

 最高気温29度。

 四万十は、昨日から雨が降りはじめました。

雨は時間が経つにつれ、台風の時のような激しい降りに。

日本各地で甚大な水害をもたらしてる梅雨前線が、四万十に南下してきたのです。

 

 四万十川は、ずんずん水位があがっています。

早くも近くの沈下橋が泥水に沈みそう・・・(平水+4メーター)。

状況が好転しないコトは(雨空と天気予報をしつこくチェックしてるので)わかりきっています。

でも僕は、5分と待てずにネットの天気図を開く。そして、小さなため息をつくのでした。

あきらめ(正確でスバヤイ判断)がカンジンか・・・。

各方面に、週末のツアー中止の連絡をしました。


7月の四万十にて・星空キャンプ

2006-07-17 | アークツアー 真夏

最高気温36度。

 ギラギラ真夏の太陽が、西の空に大きくかたむいた夕刻。

川の水とあそびながらカヤックで下った僕らは、川原でキャンプです。

「カンパーイ!」

ビールの酔いが火照ったカラダに心地よくまわっていく。

 

 夜空の端を、山のシルエットがぐるりと囲んでいます。

頭の上は、たくさんの星が輝く夜空に、うすもや流れるような天の川。

まるで夜空の宝石箱や~(オーバーやっちゅうねん。宝石箱見たことないやろ・・・)。

「すごいねっ!」。僕らは川原に寝転んで流れ星をさがしました。

 

*今夏のキャンプツアーは、

岩間沈下橋の川原が工事中で使用出来ないため、主に口屋内の川原で行っています。


7月の四万十にて6 ア リバー イン ザ サン

2006-07-13 | アークツアー 梅雨

 最高気温35度。

 どす黒い雨雲は、朝の早い時間に去りました。

青空に入道雲が、ムクムクと沸き立っています。

ギラギラ暑い太陽の陽射しが、なんともうれしい。

雨に洗われた空のスッキリブルー、山のクッキリグリーン、そのコントラストが目にあざやかです。

 

 川の水量は、少なすぎず多すぎず、水の透明度もグッドです。川面の水温27度。

フィールドのコンディションは最高!!

陸にいると暑いけど、水につかればゴクラクごくらく。

熱い風が、濡れたカラダをスバヤク乾かしてゆきます。

僕らは、思うぞんぶん夏の水とたわむれながら、のんびりとカヌーで下りました。


7月の四万十にて5

2006-07-12 | 四万十川 梅雨

時々時々 最高気温32度。

 薄黒い雨雲が、千切れたり、くっついたり

自在にカタチを変えながら、静かにスバヤク北の空に流れていきます。

雨雲のすき間から、ちらっと青空が見えたかと思えば、その数分後にはシャワーのような雨。

ネコの目のようにクルクル変わる空です。ユダンデキナイノダ。

 

こんな空模様では、カヌー&キャンプ装備を干したまま、うっかり家から出かけられません。

僕は、つねに空のゴキゲンをうかがいながら、装備を干したりしまったりします。

「うーん、昨日もこんな天気だったよなぁ・・・」

 それにしても、空気がもわんと蒸し暑い!

じっとしていても、ひたいから汗が、たらーりたらーりと流れます。

少しでも動けば、たっぷり汗をかいてしまう。まるで、ぬるめのサウナです。

 

 そして、すっぱだかになった僕は、何度も頭からザブリザブリと水をかぶりながら思う。

「もう、梅雨にもあきたよ。夏の太平洋高気圧よ、がんばれ!

ホットでギラギラな太陽を四万十に連れてきておくれ!」と。

 

 四万十川の水量は、多すぎず少なすぎず。透明度もグッドです。

明日のツアーは、ぬくくきれいな水と、ゾンブンにたわむれるコトになりそうです。楽しみ!!


7月の四万十にて3

2006-07-07 | 四万十川 梅雨

のち 最高気温30度。

 午前中は少し雨が降ったけど、それ以降はおおむね曇りました。

四万十川は、約1メーターの増水。流れる水は、笹にごりです。

僕は、ネットでこまめに台風3号「イーウイニャ」の進路をチェック。

台風3号は、四国には来なさそうです。ほっ。

でも、明日明後日は、前線と台風の影響で大雨になるかもしれません。

この雨空がおわったら、本格的な夏の到来となってほしいものです。


7月の四万十にて2

2006-07-06 | 四万十川 梅雨

時々 最高気温30度。

 昨夜は心配したほどの大雨にならず、ほっと一安心です。

今日の空は、おおむねどんよりと曇っていたけど、時々青空も見えました。

青空にさそわれた僕は、自転車で2時間走り、汗をたっぷりかいたあと沢水を頭からかぶった。

ふぅ、気持ちイイ!!

泥水が引きだした川は、約2メーターの増水。ウグイス色の水がはやく流れてます。

 去年、一昨年、2年連続で大増水して暴れた四万十川。

大雨が続くと、その時のキョーフがよみがえります。

(近年、全国的に短時間にモノスゴイ量の雨が降りますね。ナゼダロウ)

 

 増水ではツアーにも出れなくなるし・・・。

「ああ、水ショーバイのかなしさよ」

今宵、夜空が晴れていれば、地球を回るスペースシャトルが見れたのになぁ。

また、雨粒が落ちてきちゃいました。うーんザンネン!


7月の四万十にて1

2006-07-05 | 四万十川 梅雨

時々 最高気温30度。

 「バラバラバラ、ズザッーズザーッー」

激しい雨が、わがボロ家の屋根に、窓に叩きつけています。

まるで、夜空からバケツの水を力いっぱいぶちまけたみたい。

ときおり空が休憩する、とあたりがふっと静かになります。

我が家は古い家なので、キョーレツな雨の時には雨漏りがシンパイ。

蒸し暑い・・・。じわっと汗ばむ、けど、窓を開けけると雨が部屋に吹きこんできてしまいます。

 

 叩きつける雨音、蒸し暑い空気。そして、ハダカの体にまとわりつく小さな虫たち。

僕は、モンモンイライラとして眠れず・・・。気がつけば朝でした。

(そういえば世の中には、扇風機というモノがありますね。

たしか倉庫のどこかにあったような気がする。でも機械の風ってなんか苦手です)

 早朝。大きな「バッドニュース」が世間を騒がせていました。

けれども僕には、この雨がモンダイ。

雨は、しばらく止みそうにもないし、南の海を北上する台風3号の動きも大変気になります。

 

 午後になると、雨は小康状態に。

風に飛ばされたネムの白桃色の花が、庭に散らばっています。

四万十川は、約4メーターの増水。泥水の流れに沈下橋が沈みそうです。