おはようございます。四万十は、晴れ。
ひさしぶりの陽ざしのまぶしさに、目をほそめる朝です。やっほう。
大橋へ。フワフワと綿飴のような雲がながれる水色の空のしたで、
笹色の川がゆったりとながれています(水位は、平水+90センチ。川登)。
速足であるき汗ばんだカラダに、橋をわたる川風がなんとも心地よい。
シャワシャワ。風にのって、にぎやかなセミの鳴き声が聞えてきます。
季節のBGMは、鳥の歌からセミの合唱へ。
ふぅ~。うつくしい川景色をながめながら、おいしい空気を胸いっぱいに吸いこんで、さぁ、今日もスタートです。
最高気温35、0度。午後も晴れ。
ジリジリと照りつける真夏の強い陽ざしに、
洗濯した厚手のマットも、ザブザブと水を浴びた僕のカラダも、みるみる乾いてゆきます。
ガーシ、ガーシ!目の前の木にとまったセミが、
ドーダ、ドーダ!といわんばかりに全力で鳴いてます。うるさいの、なんの。
眼下の庭では、おおぶりな白い花が咲きはじめています。テッポウユリです。
ギラギラ太陽、岩のような白い雲、なまぬるい南風、もわんと蒸した熱い空気、セミの合唱、夏の花。
ついに、いよいよ、南国の川は、シーズン・イン・ザ・サン!
バシャバシャ川遊びもユカイな太陽の季節がやってきました。
(四国の正式な梅雨明け宣言は、明日か明後日となりそうですが)
さて、7月は21日(日)が満月(バック・ムーン)です。
流域の人口が少ない四万十川。
その川原は、家灯りや外灯などの明かりの影響がちいさく、夜がしっかりと暗く、月本来の明るさを体感できます。
そんな、月や星を見るにもよい川原で、
焚き火にあたり、お酒でも飲みながら、バック・ムーンをのんびりながめるのも、またヨロシです。
ごろごろ石の川原では、コットを使うとカイテキですよ。
♪きれいな月だよ出ておいでよ 今夜も二人で歩かないか♪
よい月が見える夜に、家にいるのは、すこしもったいないような気分になります。
そして時に月は、ムーンライト・マジックで僕らを別世界につれていってくれます。
四万十川で。
月夜の川にカヌーをすべらせ、ムーンライトながれる水面にこぎだす。
月光に、蒼白く照らされた川原。シルエットになった低い山々。
聞こえてくるのは、鳥と獣の声、風と瀬の歌、パドルの音。なんて魅惑的な、ムーンライト・カヌー。
月の岸辺にあがり、シングルモルトウイスキーをいっぱいやれば、思わず月に吠えたくなる。
熱風大陸で。
月夜のアウトバックでバイクにまたがり、ムーンライトつくる月大陸を走る。
月光に、白々とだまりこむ土獏。シルエットになった灌木。
聞こえてくるのは、愛車の鼓動、風をきる音。なんて幻想的な、ムーンライト・ライド。
月の丘にのぼり、ビールをいっぱいやれば、思わず笑うオトコに吠えたくなる。
*豪州では、月の模様は「笑う男」と呼ばれている。
冬のスキー場で(冬山にこもっている時)。
月夜の山にスキーをすべらせ、ムーンライトてらす(クローズされた)ゲレンデをくだる。
月光に、ほの白くひかる雪面。シルエットになった森と山々。
聞こえてくるのは、スキーのすべる音、風をきる音。なんて夢幻的な、ムーンライト・スキー。
月の急斜にすわり、ワインをいっぱいやれば、思わず月に吠えたくなる。
ムーンライト・マジック。
しばし憂き世をわすれて、別世界にうたかたの旅をするのも、またオツなものですね。
「あなたは、ごきげんよろしいほで、けつこです。
21日、つきあかりのかわをかぬーでくだります。
おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい」。さのねこ拝
透き通るような川って素敵ですね。
富士山のふもとでお生まれになったようで、わたしも若いころ、都留市で学んだことがありましたよ。堀をくだる流れの早さと冬場の水の冷たさを今でも憶えています。四万十川はとても有名ですね。がんばってください。
コメントありがとうございます。
都留市には、子供のころいった記憶があります。
なにをしにいったのかは、おぼえてませんが。
四万十は、これからギラギラ太陽の真夏をむかえます。
水がキレイな真夏の四万十川は、カヌーだけでなくバシャバシャ川遊びもゆかいです。
アークは、この夏もゲストの皆さんに、楽しい真夏のツアーを提供できればと思ってます。
ガンバリマス。