アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

11月29日(水)のつぶやき

2023-11-29 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、晴れ。

キリッと冷えた大気、ピリッと頬に冷たい風、クタッと萎れかけた川原の紅葉(ヤナギタデ)。

今朝の川は初冬の装いです(今日の最低気温は、3度。昨日は、10度)。

雨の少ない秋。四万十川は、水量が少なくやつれて見えますが、水の透明度は良いです。

 

 最高気温15、6度。午後も晴れ。

小春日和の心地よい昼どきは、「家にいるのがもったいないなぁ・・・」

というコトで、お弁当とお茶セット、文庫本をザックにいれて川へGO!

 

川原へ降りる小道には、たくさんのドングリが転がっています。

パキパキ!とドングリを踏み鳴らしながら、川原へ。

*今年は、生り年。家の屋根に落ち、雨樋に詰まったドングリの掃除がたいへんだ・・・。

岸辺の檸檬色の(主にエノキの)葉が、やわらかな陽ざしに輝いて美しい。

ピィーヒョロロ!北風がわたる空では、トンビが優雅に、気持ちよさそうに空を舞ってます。

聞えてくるのは、風の音、鳥の声、小さな瀬音。

晩秋のなかに(季節のなかに)どっかりと座り、のんびりとご飯を食べ、お茶を飲んだあと、

ごろりと川原に寝転んでポケっと空をながめる。それはいわゆるひとつの少確幸です。

「とはいえ、明後日からもう師走ですよ!こんなにのんびりしててイイんですか?」。

どこからか、そんな声も聞えてきますが、陽ざしと風の心地よさに、

まぁ、いいか・・・と何も考えられなくなるデラシネガイドなのでした。なまねこなまねこ。

 

「何もしなくても満ち足りて一日を過ごしてしまうのが、田舎の生活の良い点であり、

悪い点でもある。何もしないうちに一日が一週間になり、またたく間に一ヵ月が一年になる」野田知佑


11月28日(火)のつぶやき

2023-11-28 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、晴れ.。

霞がかった空から届く柔らかな朝日に、雨粒をまとった黄葉が淡く輝いています(昨夜は弱い雨が降った)。

川へ。映える画像を撮ろうと、岸辺の道なき林をガサガサと歩いていけば、

頭上からバラバラと水滴が落ちてきて、おおっ冷たい!おまけに、濡れた岩の上で転んで、おおっ痛い!

そして、駄場(開けたところ)にでれば、太陽は雲の中に・・・。

「欲す鷹は爪落とす」ですね。 

今日の最低気温は、10、0度。

昼どきの山。

昼どきの川。♪風が強い日 雲がながれてく♪

 

 最高気温17、2度。午後も晴れ。

朝は静かだった川は、昼前から風がさわがしくなりました。

強い風に散った、たくさんのレモンイエローの枯れ葉が、路上に舞ってます。

 

最近ちまたでは、冬キャンプも流行っていると聞きます。

晩秋~早春にかけての四万十川は、

ゴウゴウと強い北風が吹くコトが多い(時に沈下橋からカラダごと吹き落とされそうなほどの)。

川沿いでキャンプする時は、強い風が吹くことを想定し、

テントやタープは、ペグだけでなく、ロープや石なども使ってがっちり固定しましょう。

(川は風のハイウェイ。冬以外でも強い風が吹くコトは多いです)。

遊んでBCに帰ってきたら、テントやタープ、イスが川まで飛ばされて水に浸かってた。

なんてコトにならぬように(かつて僕もやらかしたコトが・・・)。

できればテントは、ファミリーテントではなく、山でも使えるような風に強いテントがベターか、と。

 

さて。川沿いでキャンプする時は、強い風に注意が必要だ、

と書いた僕は、これまでのキャンプ旅でも、何度も大風に翻弄されたコトがあります。

その中でも、大風とセットで記憶に残っているデキゴトが、以下に書いた「カンガルー大陸でキジ撃ちを」です。

くだらない旅バナシなので、キョーミのない方は飛ばしてくださいね。すぐ削除します。たぶん。

 

「カンガルー大陸でキジ撃ちを」

 クソ、まじかよ!まさかヤツがいきなり飛び出てくるなんて・・・。

これは、ウンの尽きか、それとも、ウンが付いた、のか?

土獏にひっくり返った僕は、でっかい青空をボーゼンとながめながらそう思った。

 

 それは、カンガルー大陸(豪州)をオフロードバイクで旅していたときのコト。

夕刻、360度地平線の赤茶けた荒野には、ビュウビュウと強い風が吹いていた。

止めたバイクが風で倒れてしまうほどの。

 

 「まいったなぁー、この風ではテントが張れないぞ・・・」。

一日中(ゴツゴツ小岩の硬い路面とサラサラ赤砂の柔い路面が入れかわりあらわれる)

フクザツな悪路を、長時間神経をつかって走り、カラダもココロもくたくたに疲れていた。

しょがねぇなーと、倒れたバイクの燃料タンクのコックをオフにし、よろよろと荷物を外し、

食料、コッヘル、ストーブをバッグから取り出し、砂埃に辟易しながら、メシをつくり食べ、茶を飲んだ。

そして、大地にマットをひき、寝袋にもぐりこみ・・・

期間限定公開終了。続きは、カテゴリー「レター&旅雑文」でご覧になれます。


11月24日(金)のつぶやき

2023-11-24 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、晴れ。

穏やかでぬくい晩秋の朝です(今日の最低気温は、8、7度)。

沈下橋へ。ひさしぶりに(ユズ採りも終わったので)のんびりと、

ぼおっと心ゆくまで川景色をながめていると、顔見知りのおんちゃんとばったり顔をあわせました。

 

眼下でパシャパシャ跳ねるアユを見ながら、僕が「もうすぐっすね」と聞くと

おんちゃんは「おおっ、もうすぐよ。楽しみよ」と言った*12月1日、落ちアユ漁解禁。

「山はどうっすか?」。「おおっ、山はもう始まっちょるけん、

あちこちに罠かけるのに忙しいわ。(イノシシやシカが)どっさり獲れたら肉を分けちゃるけんね」。

川の恵みに山の恵み。それぞれの季節に、(収穫や猟の)楽しみがある自然のなかの暮らしです。

大きな冷凍庫用意しておいた方がいいかな?

 

 最高気温17、5度。午後も晴れ。

「凩やかぎり知られぬ星の数」加藤楸邨 

ビュウビュウと北風が、さえた晩秋の空を吹き渡っています。

風さわがしい川。遅咲きのヒマワリ花も大きくゆれています。

 

南国土佐も木枯らしの季節となりました。

川は風の通り道。冬の川は、強い北風(時に爆風)が吹く日も多くなります。

そんな冬の風と沈下橋の上で戯れるのもまたオツなものです(川に吹き落とされないようにね)。

以下は、ある秋の日のデキゴト(雑文)です。ヒマにまかせて書いてみました。

キョーミない方はとばしてくださいネ。

 

「歩いて帰ろう」

 うわっ!気がついた時には、すでに遅し・・・。

道路に散らばったガラス破片の中に、自転車の前輪が突っ込んでいた。

空気のぬけた前輪は、ぺったんこに。「あーあ、やっちまったなぁ・・・」

 

 それは、ある秋晴れの日、昼下がりのデキゴト。

家から14、5キロ地点。不幸中のさいわいは、もう街に入る寸前だったってコト。

パンクした自転車を市役所の駐輪場におき、

近くのスーパーで買い物をすませ、さぁーて、どうやって家に帰ろうか?と思案する。

①バス(日に3本:運休)②ヒッチハイク(おっさんは乗せてくれないだろうなぁ)

③歩き(家まで15キロ)④タクシー(手持ちがない:カードは持たず)

③しかないではないか。余儀なくだけど、最近足がなまっているからなぁ。よいトレーニングになるかな?

 

 背中のザックは、 スーパーで買い出した食料でいっぱい。

そして、向かい風のなか、四万十川沿いのせまい旧道を家に向かって歩きはじめた。

「川のよい景色と空気が美味い15キロのナイスなトレッキングルート、と思えば・・・。無理があるか・・・」。

もくもくと一定のぺ―スで歩く。

時折ザックを下ろし、谷を流れる沢水で喉をうるおし、岸辺を渡る風で体をさましつつ、距離を重ねてゆく。

♪走る街を見下ろして のんびり雲が泳いでゆく 

だから歩いて帰ろう 今日は歩いて帰ろう♪そんな歌を口ずさみながら。

 

 日常に車がたよりの田舎暮らしは、思ったよりも歩かない。

体力勝負のガイド仕事をしてるけど、

オフシーズンに入ると(意識してトレーニングしないと)足はすぐになまってしまう。

むしろ東京で暮らしていた時の方が、

毎日、通勤で往復80分程、歩いたり階段の上り下りで、足腰が強かったような気がする。

(休日も、街中や山をよく歩いてたし・・・)

「1に足腰、2にガイド」というのが僕の人生のモットーです。

 

 家まで、あと2キロというところで、急に足を進めるのがしんどくなった。

ようやく家に到着した時には、足はすっかり棒のように。

「望んで歩くのと、余儀なく歩くのとでは、感じ方、疲れ方が全然違うものだなぁ・・・」。

背中のザックを降ろし、腰を延ばし、やれやれと秋空を見上げました。所要3時間10分。


11月18日(土)のつぶやき

2023-11-18 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

  おはようございます。

四万十は晴れてますが、空低く速く通り過ぎる雨雲が、時折パラパラと雨をまき散らしていきます。

冬のような(冬型の気圧配置な)晩秋の朝。

小雨混じりの北風がひやい沈下橋で、川を見ていると、目の前の山に薄く虹がかかりました。

なんかラッキー。「虹を見たければ、ちょっとやそっとの雨は我慢しなくちゃ」ですね。

水面では、カモたち(冬鳥)が楽しそうに戯れてます。

 

  最高気温9、7度。晴れたり、雨がパラついたり、午後もひやいです。

陽ざし少なく冬のように冷える本日は、早くもコタツを出し、コタツ虫と化しました。

このところ西日本は、短い周期で冬型の気圧配置になり、雨が降るようになったのはありがたい(少雨の秋なので)。

しかし、農作業(ユズ採り)のお手伝いをしている身としては、雨が降ると休みになるので、

カラダを休められるのはイイけど(単純作業だけど、肉体的にはなかなかハード。腕をメインに棘の傷だらけ)、

あと7日ほどで採り終えるというところでの(早く採り終えたい)、雨天中止や中断には、ココロが湿るのでした。

自然とともにある暮らし。泣く子と天気には勝てないのは、我がガイド業と一緒です。

しょーがない。今宵は、ゆっくりユズ風呂に入って、ユズ割り焼酎でも飲んで、明日への英気を養うとしますか。

 

さてさて、晩秋をむかえた南国の川は 

山に陽が落ちるのがグンとはやくなり、水面が陰るのもずいぶん早くなりました。

これから陽が短い季節のカヌー下りは、水面に陽があたる9時30分頃~15時頃までがおススメです。

 

ある年の冬、友人と2人カナディアンカヌーで四万十川をくだったときのコトです。

穏やかで心地よい午後の陽にユダンして、のんびり寄り道をしまくってたら、

あたりがズンズン暗くなり、気温もグングン下がってきました、まだ、ゴールまでずいぶん距離があるというのに。

あせった僕らは、わっせわっせと懸命にパドルを漕いだけど、

やっとの思いでゴールするころには、手元が見えないくらいの暗闇に包まれて、やれ恐ろしや。

あやうく、真冬の暗く冷たい川(川面の水温は、6度ほど)に飲み込まれてしまうところでした。

冬のアウトドアフィールドでは、午後の早い時間には、行動を切り上げたほうがベターですね。

ある冬の日に。


11月13日(月)のつぶやき

2023-11-13 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、雨。

ポチャポチャと冷たい雨が降っています(予報は、晴れだったのに)。

おーひやい・・・。コタツ恋しい晩秋の朝です。そろそろ冬支度をしなければ。

寒暖差が激しい今秋。皆さんも、くれぐれも体調管理にお気をつけくださいね。

今日の最低気温は、5、9度(今季最低)。

晴れてきた。

 

 最高気温13、3度。午後は、晴れ。

冷たい雨は、昼前にはあがり、早瀬のような空をゴンゴンと雲が流れ、午後は、大きな青空が広がりました。

空が明るくなると、地上にも冷たい風がビュウビュウと吹くように。

岸辺の木々を大きく揺さぶり、ラウドにざわめかせる風は、川の水面に白うさぎを飛ばしています。

沈下橋をわたるときは、風に吹き落とされないように、足を踏ん張らないといけないほど。おっとっと。

 

「こがらしや 海に夕日を 吹き落とす」漱石

南国の四万十にも、木枯らしの季節がやってきたのです。とつぜんに。

ついこの間までは、夏を思わせるほどの暑さだったのになぁ・・・。

いきなりの初冬の寒さに、なかなかカラダとココロついていけません。皆さんも、お気をつけて。

ココロゆくまで冬の川風を堪能したあと家に戻る、

と庭の前の道路の小さな水溜まりに、ツガニ(モクズガニ:メス)の姿が見えました。

(産卵のため)海まで下る途中で、道に迷ったのカニ。

「四万十の小道の窪みの水溜まりに われ泣きぬれて蟹とたはむる」

近くの小川にカニをつれてゆき、そこでリリース。無事に海までたどり着けるとイイね。ボン・ヴォヤージュ!

そして、庭には —雑草の海と化している庭には—

ベランダの手すりに干しておいた洗濯物が、あちこちに隠れて散らばっていました。

回収すると、靴下の片方が行方不明に。探すのを止めると見つかるといいますが・・・。さて。


11月10日(金)のつぶやき

2023-11-10 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、雨。

シトシトと秋雨が降っています。

ベランダでコーヒーを飲む僕の耳に聞こえてくるのは、小さな雨音、鳥の声だけ。

静かな朝です。ふぁぁ・・・。

一雨ごとに深まる秋。庭のナンキンハゼ(落葉樹)の葉も深く色づいてきました。

黒尊渓谷の紅葉もそろそろ見頃となりそうです。

明日、11日(土)は、「しまんと黒尊むらまつり」が開催されます。

今日の最低気温は、14、8度。

 

 最高気温18、4度。小雨そぼ降る午後です。

「雨の日は外にでて、雨に顔を打たせながら、海から空、そして地上へと姿をかえていく

ひとしずくの水の長い旅路に思いをめぐらせることもできるでしょう」レイチェル・カーソン 

やみそうでやまない小雨の中、長靴を履いて散策へ。

(田舎暮らしで長靴を履くときは、履く前に逆さにして振り、ムカデなどが侵入してないか?確かめませう)。

秋雨に、沈下橋も煙ってました。

*6月撮影。

明後日13日は、新月。そして、おうし座北流星群の活動が極大となります。

星の秋。だれっちゃおらん真っ暗な川原、澄んだ夜空。秋の四万十川は、星を見るのによいフィールドです(月もね)。

秋の夜長、ごろり川原に寝転んで流れ星を見ませんか。焚き火にぬくもりながら。

そうそう、星降る夜の川に、カヌー(カナディアン)で漕ぎだすのも、またオツなものですよ。

「凩やかぎり知られぬ星の数」

晩秋の川は、一雨ごとに木枯らしが、冬の寒さを連れてきます。

冬枯れてゆく川。凍てつく風が吹きぬける沈下橋にたたずみ、

ただただ風の歌を聴く時間も、なかなかよいものですよ。冬ブルーの空と川の間で。

「冬の四万十川はまっこと静かよ。紅葉に染まった山も色を落として、

川の水も落ち着いた色になる。動くもんといったら、

薪で風呂を焚く家の煙と越冬に来よった渡り鳥ぐらいのもんじゃろ」野村春松

 

冬の四万十川をカヌーで下れば(ある冬のツアーに参加したゲストからいただいたメールより)。

「・・・パソコンの画面を息子と見ながら、冬の四万十川は川底がきれいに見えるくらい澄んでいて、

山肌を映す水面がとてもきれいだけど、実際はそれが四方に広がって、

漕いでいる時間がその深さを与えてくれる、と、息子に自慢するととても悔しがっていました。

そして、Paddle your own canoe.は、自分のことは自分でやれという意味ですが、

自分でやってみないとすばらしい体験はできないという意味もあるのだ、と、いってやりました・・・」。


ひだまりのヘビとハードロック

2023-11-08 | ・最新のお知らせ・イベントなど

旅雑文「ひだまりのヘビとハードロック」。期間限定公開終了。

 最高気温24度。

 立冬の四万十は、おだやかな晴れ間が広がりました。

陽差しは、薄い長袖で動きまわれば、汗ばんでしまう程の強さ。

午前、僕は寄り道もせずに下流の中村の街まで自転車を走らせた(距離は15キロほど)。

暖かいせいだろうか、ヘビは道のところどころで日向ぼっこをしている

クネクネと逃げたのは、「しまへび、あおだいしょう、やまかがし」

くちめ(まむし)は、車に轢かれてアスファルトに貼り付けられていた。なかなかへビィな話ですね。

さて、この辺りから、今日も話が妙な方向へ・・・。興味ない方は、飛ばしてくださいね。

 

 「へビィといえば・・・・」

午後、ベランダの陽だまりでぼーっとラジオを聴いてると、

ヘビィなロックバンド(ハードロック)AC/DCの曲が流れてきた。

僕はAC/DCを聴くと「ブタに真珠」の言葉が頭にうかんでしまう・・・。

 

 それは、オフロードバイクにキャンプ道具を積んで、だだっ広い豪州大陸を走りまわった旅の終盤。

大陸南に位置する、タスマニア島の山の中での出来事だった。

アウトバック(大陸内部の赤茶けた荒野)の挑戦ルート(もちろん自分なりの)を走り終えた僕は、

山の緑、水の景色が美しいタスマニア島で、山をトレッキング、湖畔でキャンプをしながら、

のんびりと過ごし、大陸とは大きく異なるこまやかな自然にココロ和ませていた。

 

 そんなある日、山の中を走っていると、小さな村の広場の入り口に沢山のバイカーが集っているのが見えた。

「なんだろう?ライダーズミーティングかな?」

僕は、興味本位で近くにいたバイカーに尋ねてみた。

すると彼は、「オーストラリア・ライダー協会が主催する、チャリティーライブが

この広場で開催され、そのメインとしてAC/DCが演奏するのさ」と教えてくれた。

「うん?AC/DC?そんな世界的に有名なバンドが、

こんな田舎の山の中でライブ?確か彼らはオーストラリア出身だったとは思うけど・・・。

うーん、でもこれは多分、僕の聴き間違いだろうなぁ・・・。

AC/DCのコピーバンドと言ったのを聞き違えたんだろう。

でもまぁ、のんびりビールでも飲みながらライブを聴くのもいいなぁ・・・」と僕は思った。

広場の横のキャラバンパークにテントを張り・・・

期間限定公開終了。続きは、カテゴリー「レター&旅雑文」でご覧になれます。

 


11月6日(月)のつぶやき

2023-11-06 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、雨。

(ほぼ)ひと月ぶりの雨、恵みの雨です。

シトシト時々ザァザァと降る雨が、カラカラに乾いていた野山をしっとりと濡らしています。

ココロも潤す雨。どうぞたっぷり降っておくれ。

なんとなく鳥たちの鳴き声も弾んでいるように聞こえます。

今日の最低気温は、18、3度。

 

  最高気温25、1度。午後は、曇りときどき雨。

思ったよりも降らないなぁ・・・とベランダでコーヒーを飲みながら、ねずみ色の空をながめました。

そして、今日の雨をさかいに、季節外れの暑さもおさまってほしいなぁ、とも思う。

11月にはいると(もう11月だというのに)南国四万十は、

夏に逆もどり、ほぼ真夏日が続きました(11月の観測史上最高の気温を記録)。

このところ柚子採りのお手伝いをしている僕は、夏のような暑さのなかでの作業に、ぐったりです。

どぉなっちゃってんだよ、地球。

 

(江川崎の)10月の雨量は、21㍉と極端に雨が少ない秋。

四万十川は、きつい減量をしたボクサーのように、ガリガリに痩せています。

長年この川のガイドをしている僕も、ここまで水量が少ない(秋の)川は見たことがありません。

いくらやつれても、水の透明度がよいのはサスガですが。

 

そして、口屋内村で四万十川に流れこむ、清流黒尊川にいたっては、

最下流は水がなくなり、瀬切れて、全面的に川原がむきだしに。これも初めて見る光景です。

これでは、アユ、カニなど川と海を行き来する生き物たちは、閉じ込められて、川を下ることができません。

黒尊川中流域の村では、このままあまり雨が降らないと、生活用水の使用に支障がでるかもしれない、とのコト。

今日は、ひと月ぶりの雨。でも、思ったよりも降らず、期待ハズレにおわりそう・・・。

これから夜にかけて少しでも降ってほしいものです。

 

命をはぐくむ水。山、川、海、生き物たち、あらゆる生命が水に支えられてます。

少なすぎても、こまるし、多すぎても、こまる。

自然のなかの暮らしは、自分が思うように物事がうまく進まない、ということを学ばせてくれます。