おはようございます。四万十は、晴れ。
北よりの強い風が、朝の水面を波立たせて吹きぬけてゆきます。
高くなった空をゆっくりとながれてゆく筋雲。
岸辺からは、虫の小さな合唱が聞えてきます。モウスグアキナノネ・・・。
朝の川は、ひとあしはやく次の季節をかんじさせてくれます。
今日の最低気温は、20、9度。
最高気温35、0度。
晩夏をむかえ、南国土佐のキョ―ボーな太陽のパワーは、ややおとろえましたが、
まだまだ強い陽ざしに、昼下がりのわが家は、今日もぬるいサウナのようになってます。
水浴びがかかせないのだ。それでも、少したかくなった空、庭におちたクリのイガ、
ボリュームをさげたセミの声、籾殻焼きかおる空気に、うつりゆく季節をかんじます。
8月、雨量がとてもすくなかった川は、流れがぐっとほそくなり、
水の透明度がわるくなり、(川面の水温、30度オーバーの)水温がたかい日がつづいてます。
そんな高水温の川では、(酸欠、高水温で発症する病気によるものとおもわれる)
アユの死骸、瀕死のアユをよく見かけるように。
そろそろ、まとまった雨がふってほしいところ、です。
もうすぐ夏休みもおわりですね。
夏の観光客たちが去った四万十川は、(こちらの方言で)誰っちゃおらん、静けさがもどってきます。
(まぁ、都市近郊の川の猥雑さとくらべたら、ハイシーズンでも静かな川といえるのだけど、さらに)。
そんな静かな晩夏~初秋の川を、カヌーでリバーピクニックなんて、いかが?
この時期の川は、イチジク、クリ、アユ、カニ、新米、新酒など、美味しいものも、こじゃんと楽しめますよ。
夜風がすずしく、大気がクリアーな秋は(9月後半~)、川原での焚き火キャンプも、オススメ。
人すくなく灯りすくない四万十川の川原は、月や星を見るにもよいところ、です。