新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

ブラビの「ジョー・ブラックをよろしく」

2008-01-06 17:43:57 | 芸術鑑賞
正月に、3月に結婚する知人の息子に万華鏡をプレゼントすると話していた時、ブラッド・ピットの映画で万華鏡をプレゼントしようとする相談のシーンがあると聞きました。

やっと見つけたのが本作品です。
万華鏡は娘が誕生日を迎えた父親のプレゼントにどうかと、夫に相談していました。純金製のドイツ製の万華鏡でティファニーで売っているとのこと。覗くと雪が降っているような冬景色に見えると彼女が説明しています。

万華鏡はそのくらいにして、大変いい映画でした。
数日後に65歳になる大富豪の社長(アンソニー・ホプキンス)にところに、彼を迎えに来た死神(ブラッド・ピット)が彼の娘(クレア・ファラーニ)に恋をする話です。誕生日が寿命の終わる日です。

98年12月発売。

若い頃のブラッド・ピットが話題になっていますが、私はやはりアンソニー・ホプキンスの演技が気に入りました。最後まで自分の会社を守りながら、一方自分の寿命を受け入れていく男をさらっと好演しています。音楽もいいし映像も綺麗です。こんな映画が公開されていたのを知りませんでした。ブラビはあまり好きではありませんので、気が付きませんでした。

でも、アメリカの大富豪の誕生日パーティーはこんなことをするのでしょうか。いくら慈善事業に寄付をしているとは言っても、最後には、もう一度この莫大な経費をユニセフにでも寄付すればと思いました。パーティーを大掛かりにすればするほど、親孝行だと思っているもう一人の娘にもがっかり。この辺、アメリカのTVドラマにある人物設定です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする