新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

やっと「ハヤブサ」に出会う

2011-11-08 18:02:22 | 里の鳥
「ミサゴ」を撮影した日です。そのほかめぼしい撮影ができず、広大な河原のゴロゴロ石の上を1万以上歩いて足裏が痛くなってきました。
昼を過ぎると気のせいか日差しが弱くなってきます。駅まではそれなりにありますので、ぼちぼち帰ることにしました。

この日の下車駅は郊外にありまして、一昔前は田んぼの中の駅でしたが、現在は南側は再開発でショッピングセンターや地方行政機関、企業の研究所など大きなビルがたくさんできています。北側はその企業の駐車場が一面広がっています。跨線橋からその駐車場を見ていて気が付いたのですが、敷地が四角ではないのです。どう考えても不経済な形の駐車場です。どうも地主さんたちがそれぞれ独自に駐車場を開設しているようです。ですからジグソーパズルのような効率の悪い形をしているのではないでしょうか。

さて、北側の跨線橋まで戻りますと、どこからか聞いたことのない声が聞こえます。小鳥の声ではなく中型以上の鳥の声です。『ケエ、ケエ、ケエ』といった感じです。少し甘えが入っているような、若鳥かなとも思いました。
広い駐車場を見下ろしても見つかりません。駅の近くに小さな鉄塔があります。どうもそこかららしいのです。スコープで探してやっと見つけたのがこのカットです。猛禽類だと判明しました。



鉄塔の向こうに回り込んだのですが、周辺は駐車場のフェンスで囲まれ狭い道路は車が飛ばしていきます。


じつに凛々しい姿です。顔の模様で「ハヤブサ」とわかりました。


デジタルズームにして撮影してみました。

しばらく下から撮影したのですが、横からの背中も撮影したくなりました。駐車場の車の間から撮影するしかありません。
が、こちら側には駐車場の入り口がありません。反対側の広い道路にしか入口はありません。
そこまで歩いているうちに、「ハヤブサ」は飛んで行ってしまいました。

でも一日の疲れは吹っ飛んでしまいました。
コメント
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