新鹿山荘控帳

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横浜港艦艇一般公開見学③あるある編

2015-10-20 18:10:44 | 自衛隊装備
さて本日は、横浜一般公開の見学の最終日、「あるある」編です。
遭遇したエピソードをいくつかご紹介いたします。

①ずっと一緒に見学していた人たち
横浜の関内駅に着いたのは、公開時間の2時間前、8時でした。関内駅から大さん橋まで歩きますと、海用の迷彩服を着たガードがさん橋の根元に数名立っております。海上自衛隊員は艦上勤務のせいではないでしょうが、そんなに大柄な隊員は見かけないのですが、この隊員たちは3人とも180は超えているでしょうか。格闘技で鍛え上げられたような見事な体と、立ち振る舞いです。
さすが最新の護衛艦のガードをしている隊員です。もしかすると、衛兵のような特殊な職種の隊員かもしれないと感心したのです。

当然そのまま通り過ぎるわけにはいきません。声をかけてみますと、並んでいる人はまだ20名くらいだそうです。いつものマリンフェスタに比べるとその少なさに拍子抜けです。そこから見える大さん橋の上部デッキで写真を撮っている人たちも見学予定者かと、私も上部デッキにのぼり、「いずも」と同じ高さでの写真を撮ることが出来たのです。

大さん橋内部の待合所についてみるとまだ並んでいる人は50名くらいです。1時間前でしょうか、なんとなく周りの方々と雑談を始めました。
一人は(後で判明しますが29歳)、あと二人は50台でしょうか。私を含めて4人がずっとこの後一緒に見学していくのです。50代の二人は、どうも自衛隊のOBで仕事は地方の役場勤務のようです。さらに重要なのは、隊員のリクルートの仕事も兼務しているようです。
だんだん時刻が迫ってきて、2列で詰めてくださいとか始まると、話も盛り上がってきます。
若い彼は現在休職中らしいのですが、ただ立派な国家資格を有しております。その彼が予備自衛官になりたいとか言い出したのです。がぜん二人のリクルーターは目の色が変わります。受験内容とか、入隊後の昇進の話とかどんどん真ともモードになってきました。
私は若い彼が、兵隊マニアの一つとして関心があるのではとちょっと心配になっていたのですが、どうも本気です。また彼の持っている国家資格が、自衛隊では大変有効な資格らしく、ぜひ入隊してくれとなってきました。

「いずも」の格納庫の内部には自衛隊の入隊案内コーナーがありまして、担当隊員が説明しております。さっそく年配のリクルーターが、海上自衛隊のコーナーに彼を連れて行きました。彼は海上自衛隊希望ですから。
色々相談をしている間私は、皆さんにお見せした画像を撮影していたのです。
結局いくつか書類を頂いでまた合流したのです。手順について話があったようです。何種類かの予備自衛官があるそうですが、彼が何に該当するかなどは、遠慮して触れないで置きました。

②「いずも」一日艦長の「杉ちゃん」と固い握手をする。
護衛艦「いずも」に乗艦すると、入り口で大勢の乗組員が迎えてくれるのは通例の事ですが、このときはさらに人が多いのです。何気なく前を見ているとTVカメラもあります。その中に恰幅はいいのですが背はそれほど高くなく黒の制服の男がいます。「一日艦長」の金のたすきをかけています。「杉ちゃん」とすぐにわかりましたが、そのまま見ていると前を歩いていた女性が握手をしているではありませんか。次の私も、手を出して固い握手をしたのです。写真は撮るのを忘れました。

③飛鳥Ⅱ入港

「いずも」に並ぶ前、大さん橋で一通り撮影を済ましてと周囲の人が海上にカメラを向けています。
飛鳥Ⅱが入港してきたのです。もう少し早く気が付けば、ベイブリッジの下を通過するシーンを撮影できたのに。

③飛鳥ⅡといずもとROYAL WING


「いずも」の見学を終え4人で新港ターミナルに向かう途中振り返ると、飛鳥Ⅱと「いずも」が見えます。マストの高さを比べてください。
飛鳥Ⅱの手前の船は、横浜港クルーズ船のROYAL WINGです。

④瑞穂埠頭の2艦


対岸の瑞穂埠頭に停泊していたのは、上から 425補給艦「ましゅう」
下は 4001輸送艦「おおすみ」です。

⑤横浜クルージング船

横浜港クルージング船 マリンルージュ でした。

長々と見学報告をご覧いただきありがとうございました。
コメント
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