新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「キジ」の年ごろ

2016-10-05 18:02:21 | 里の鳥
気のせいでしょうか、今年はキジをよく見かけます。
先日、たまに見まわる水田地帯を歩いておりました。最近は休耕田が少なくなりまして、なかなかシギなどには会えません。休耕田のある地域に転進するかとも考えております。

この水田地帯の東端は、単線のJRが走っております。線路脇は草が茂っております。その線路脇まで行ってみるのが何時ものコースです。
と、その草の茂みの中から例のキジの鳴き声が一声聞こえました。見ると。


雄が2羽います。線路で切られた狭い休耕田の草地です。


よく見ると左の雄の尾羽が短いと言いますかほとんどありません。雄どおしですから、父息子じゃないかと思ったのです。
手前の道路に私がいます。すぐに見つけられ道路と反対側の草地に2羽は移動しました。


よく見ると首の回りが変です。何かただれたような。2羽ともです。
これは調べてみますと、幼鳥から若鳥の時に生えている羽が、成鳥の羽に完全に生え変わっていないようなのです。
図鑑的に表現しますと「幼鳥羽から成鳥羽に換羽中」となるようです。
するともう1羽は、幼い弟になるのかな。
コメント
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