まるみのあっちこっち巡り

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江戸時代から続く島の世帯数は41戸

2023-05-16 00:32:40 | お出かけ 中部



初島に生きることは、潮風と付き合うこと。
潮風から身を守るために渡り鳥のように
密集した集落ができています。

細い路地ばかりで火災の際は心配になりますが、
それより強い潮風による影響は、
日々の暮らしに密接にかかわるのでしょう。







初島小中学校の校舎は日本最大級のログハウス。

初島に暮らすのは天保元年からずっと41世帯。
耕作地や水源が限られているので、
次男以下は島を出て、男子がいない場合は、
女子が婿を取るのだそうです。

小規模に助け合い暮らす島民にとって、
子どもたちはみな我が子のような存在だとか。

高校からは島外で下宿生活を送りますが、
その旅立ちの日、島民総出で紙テープを投げ、
子どもたちを送り出すのが船着き場です。







学校には校歌があるのが当たり前のこと
そう思っていたのは間違いでした。
阿久悠氏も三木たかし氏も無料で校歌を。
この校歌は島民の方々の誇りですね。







熱海桜、大島桜、河津桜、早咲の桜が満開。
ソメイヨシノも咲き始めました。
菜の花、水仙、アロエの花も楽しめます。







潮風が強く温暖な初島の気候は、
土壌に塩分が多く含まれ、風が強いのが特徴。
そんな初島の気候は、サボテンや多肉性の植物、
ソテツやヤシにとって最適なのです。

静岡県熱海市初島

2023.2.28


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