上高地とは、長野県西部、梓川上流の景勝地、
中部山岳国立公園の一部で、
特別名勝・特別天然記念物といった
国の文化財に指定されています。
「かみこうち」の名称は本来「神垣内」と漢字表記。
「神垣内」とは、穂高神社の祭神「穂高見命」が
穂高岳に降臨し、この地(穂高神社奥宮と明神池)で
祀られていることに由来するそうです。
先ほどは猿の群れに遭遇してしまいましたが、
この辺りに来るとクマとの遭遇を危惧するように。
肝心な時にクマ避けの鈴を忘れるまるみでした。
河童橋から明神池を目指すには、
梓川左岸を歩くコースもありますが、
右岸の木道コースを選びました。
木々の紅葉が鮮やかな10月上旬~下旬も
上高地ウォーキングのベストシーズン。
冬は中上級者向けとなり、初心者や観光客は
春を待たなくてはならないでしょう。
紅葉を楽しみながらのウォーキングであれば、
大正池の方が良いかもしれません。
明神橋が見えて来ました
明神池ももうすぐです。
日本近代登山の父、ウォルター・ウェストンが
上條嘉門次を案内に、前穂高岳に登頂したのは1893年。
二人は何度も山行を重ねるなかでお互いの絆を強め、
嘉門次の技術と的確な判断を認め、
信頼はきわめて深いものに。
穂高岳の登山で芽生えた友情はいまも、
上高地に広く伝わっているそうです。
長野県松本市安曇上高地
2018.10.21
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