昭和初期、朝鮮半島や中国で三中井百貨店を築いた
中江家4兄弟の末の準五郎氏の本宅で、
近江商人の本宅の典型として整備されています。
明治38年、朝鮮大邱に三中井呉服店を創業し、
最大時の社員数は4000人、年間売上高1億円の規模。
朝鮮域内の売上では、当時日本最大であった
三越を超えていたそうです。
しかし、昭和20年の敗戦と共に衰退しました。
出迎えてくれたのはこの人形たちでした。
豪商の家に伝わる雛人形もぜひ見たいと思います。
こちらでは蔵の中に五個荘が生んだ郷土玩具の
小幡人形と全国の土人形を多数展示紹介しています。
朝鮮にあった三中井百貨店の写真が展示してありました。
立派な建物であったことがよくわかります。
手入れの行き届いた日本家屋と庭園。
これが近代近江商人の本宅の典型のようです。
朝の連続ドラマとも重なり、
興味深い豪商の邸宅見学となりました。
滋賀県東近江市五個荘金堂町
2016.1.10
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