まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

民族衣装 異文化へのまなざしと探求、受容 文化学園服飾博物館

2022-02-12 00:28:47 | ミュージアム

日本のファッションをけん引してきた
文化学園を母体とする服飾専門の博物館は、
世界各地の民族衣装や服飾品、
染織品など歴史・文化を幅広く網羅した
コレクションを所蔵しています。

「366日絵画でめぐるファッション史」
(海野 弘 (監修) パイインターナショナル)

ファッショナブルな美術史をたどるもので、
ヨーロッパの民族の歴史や文化を紐解きながら
絵画鑑賞もできるという楽しい本を読みましたが、
ここなら実際に自分の眼で見られるものもあるかも

デザインやカッティングなどに民族衣装の影響を受けた
ヨーロッパのドレスを、元となった民族衣装とともに
展示・紹介されているのもこの博物館ならではです。
貴重なコレクションを間近で鑑賞できました。

日本でも江戸時代末期には海外の民族を描いた
図絵が見られるようになり、
20世紀前半には写真や映像で記録されましたが、
実物を見ることができればと思います。

民族衣装は多様な文化の一つとして認識され、
影響を受けた異国情緒が流行し、
ファッションに取り入れられています。
世界各地の「衣」文化を堪能できる場所です。







文化学園服飾博物館

東京都渋谷区代々木3-22-7
新宿文化クイントビル

2021.12.2


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