天然の山としては東京23区内最高峰の愛宕山。
その頂に1603年にこれから建設される
江戸の防火のために徳川家康の命で祀られ、
のちに将軍家の寄進で社殿が建立された愛宕神社。
江戸時代から愛宕山は信仰と、
山頂からの江戸市街の景観の素晴らしさで
有名な場所であったといいます。
現在は周囲に高層ビルが林立したため、
かつての見晴らしはなくなっていますが、
大木も多く、緑豊かな都会のオアシス。
ご利益は、火に関するもの、防火、防災、
印刷・コンピュータ関係、商売繁昌
恋愛、結婚、縁結びであるとか。
「出世の石段」と呼ばれている男坂の急な階段。
上から見下ろすとめまいがしそうで足もすくみます。
1634年、徳川家光が山上にある梅が咲いているのを見て、
「梅の枝を馬で取ってくる者はいないか」と言ったところ、
讃岐丸亀藩の家臣(曲垣平九郎)が見事馬で石段を駆け上がり、
枝を取ってくることに成功したという逸話があります。
家光は、泰平の世にあって馬術の稽古を怠らない
平九郎の姿勢を称賛し「日本一の馬術の名人」と讃えた。
そして、平九郎の名は一日にして
全国にとどろいたと伝えられている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より
その後、3人が成功しているそうですよ。
東京都港区愛宕1-5-3
2022.3.6
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