東京大学「弥生門」の斜め向かいにある、
二つの美術館には、弁護士であった鹿野琢見氏が、
生涯をかけて集めた明治から昭和にかけての
挿絵、出版美術が収蔵・展示されています。
「谷崎潤一郎をめぐる人々と着物」の展覧会が
1月23日までというチラシを見て、
前日に慌て時間指定の予約をしました。
着物にこだわりの強い作家の展覧会、
谷崎潤一郎の人生を辿りつつ、
モデルになった人々に焦点をあて、
着用した着物や装飾品を見ることができたのです。
数々の着物の展示があるということもあるのか、
私はいつの時代にいるのかと思う程、
見学者の半数は着物着用(しかも古典柄)でした。
入館料の1,000円で二つの美術館を見学できますが、
竹久夢二展のほうは見学者が少なく、
お目当ては大正ロマンの着物であったのかと。
大正ロマンに触れられる二つの美術館、
地下鉄千代田線根津駅、南北線東大前駅ともに
約7分程の場所にあります。
東大殺傷事件からまもなかったためか、
日曜日で人も歩いていないのに
駅周辺は警備が物々しかったです。
東京都文京区弥生2-4-3
2022.1.23
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