jazz and freedom and avenger

JAZZを聴きながら勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

LONELY AVENGER in Silent Town 高山

2009-06-10 | 

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上高地からの帰り、高山にちょっと寄ってみた。平日の午後三時半頃なのに人気ストリート、上三之町は、渋谷駅前とは言わなくても、竹下通り並みに観光客で 賑わっていた。町自体が持つ豊かなた観光資源の他に、周囲に優れた観光スポットを多くの控え、しかも高速道路からのアクセスも良くなり、各地にある小京都の中でも、抜群の人気を誇っているのも必定かな。

 

だが、高山を訪れる度に、いつも思う事は、高山の本当の魅力って何なのだろうか?と。確かに、かって天領として栄えた面影を残す立派な建造物もあるし、軒を並べた魅力的な町屋の通りもある、そして多くの観光客が群がっている、これ以上、何を求めると言うのだろう?

 

そんな事を考えながら、ぶらぶらと歩いていた時、ふと後ろを振り返ると、人混みに紛れれて一台の観光客用の人力車が見えた。人通りが途切れる一瞬を待ってパチリ。

この画像からは、つい2、3秒前の喧噪は想像できない。これが高山の本当の魅力の一つかもしれない。

 

しばらく歩を進めると、今度は洒落た感じがする一軒の茶房の前に来た。ヤマボウシが可憐な白い花を付けている。イャー、いい感じですね。これも高山の懐の深さなのだろう。

 

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カメラを向けていると、若いペアが傍を通って行く際、「あ、あの花はなに?」という女性の声がした。だが、それに対する男の声は聞こえなかった。

 

 

さぁ、LONELY AVENGERの出番です。

ここは、先ほどまで人力車が置いてあった場所です。人力車は観光客を乗せ、何処かへ行ったのでしょう。

 

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今度はアングルを変え、パチリ。このお店、今はソバ屋で、もう営業を終えています。

 

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で、もう一枚、上二之町の造り酒屋の蔵元前です。

 

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高山でのLONELY君、ちょっと位負けの感がしますね。相手が格上でした。ヤッパー、天領の重みでしょうか。ギャ、ハァ、ハァー。

 

 

なお、今回の走行データは、距離 469㎞(高速300㎞、郊外道169㎞)、燃費計 7.6L/100㎞(13.1㎞/L)、満タン式では38.6Lを要しましたので12.1㎞/Lです。両者の乖離がやや広がりましたが、2.7Lクラスでは優秀な部類ではないでしょうかね。

 

 


上高地 田代池

2009-06-10 | ドライブ

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上高地と言えば、焼岳と大正池、穂高連峰を背にした河童橋があまりにも有名ですが、他にも見所は沢山あります。その中で、僕が一番好きなスポットは、ここ田代池。大正池から河童橋へ行く途中、木立が急に開け草原のような景色が目に広がる地点からほんのちょっと右に行った所に、せせらぎのような小さな池があります。この明るく光輝くような新緑の世界は他では見られない、ここだけのものだろう。この季節、何度、訪れてもその感動は決して色褪せることはありません。

 

 

 

今では、道路、トンネル等が整備され、誰でも気軽にここ上高地の素晴らしい景色を堪能できますが、一昔前までは、ちょっとひとっ走り、なんてことは難しかった。それに、もし、天候が急変したならば、なかなかシビアな運転を要求されます。

 

そこで、思い出話を二つほど。

 

まず、安房峠。現在ではトンネルが開通し、バスの中でウトウトできますが、もう何十年か前、会社の連中と車3台でこの峠を越す際、5人を乗せた一台の2000ccクラスのAT車はその急勾配に手こずり、何度もエンストを起こし、後続のMT車に一人乗り移させ、ぜいぜい言いながら峠を登ってきました。その車は、当時、若者に人気のスポーツ・タイプの最新鋭車でしたが、山岳路で馬脚を露わしましたね。まぁ、その頃はATの完成度がまだ、低かったかもしれませんが。それとも、テクニックが未熟だったのかは、定かでありません。なお、先頭の僕は、4名だったので、まぁ、スムーズに登りましたが、もし5人だったら・・・・・・・・・・・(冷汗)

それはともかく、峠を登り切った所に、一軒の茶屋があり、そこから眺める北アルプスの景観は、ホント、筆舌に尽くし難いほど見事でしたね。今は、も~お、・・・・・・・・でしょうね。

 

もう一つ、釜トンネル。これは僕の大失態。更に以前、初めて上高地へ行った時の事。トンネルの入口に大きく、「ギアをローに入れろ」と注意書きがされていたが、「この車なら、セカンドで十分さ」と高を括って進入した。と、言うのも、この車もその頃、何とか3Sといって、話題をさらっていたスポーツ系MT車(知合いのを借りて)でした。ところが、この釜トンネル、名はトンネルだが、もうこれは洞窟ですね。上も下も、右も左も、ゴツゴツした岩だらけ。モチ、時間交代の一方通行。一度でも昔の釜トンネルを通った経験のある方なら、解ると思います。

なんせ、いきなりの登り、しかも曲がりくねっており、おまけにヘッライトだけで真っ暗です。100mも進まない内に、エンストした。ステアリングから手が離せなく、シフト・ダウンする余裕がなかったのです。要は腕が悪いんですけど(涙)。

イャー、トンネル内部について知らずとはいえ、参りましたね、借り物の車なので、傷つけるワケにもいかず、焦りましたよ。ヤッパー、注意書きは守らないといけませんね。

 

 

古い与太話はさて置き、大正池~ウエストン碑~帝国ホテル~河童橋~明神池の手前あたりまでのんびりと散策を楽しみました。平日だったので、それほど混雑していませんでしたが、それでも河童橋辺りは記念写真を撮る人達でいっぱい。

 

 

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神が降りてきた場所、神高地とも言われるこの崇高な景色、ヤッパー、不滅ですね。

次回は残雪がたっぷりあるもう少し早い時期に訪れようかな。

 

  

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カミさんとの約束が未だに果たせません。ゴメン。