M75シリーズの内、ED TYPE2とMB TYPE2を所有しているけれど、カモメ・マークは持っていないのでネットに挙がったBを拾いました。0.6ミルの丸針です。MB TYPE2も確か、0.6ミルの丸針なので音の違いはどうなのか、興味が湧きます。
左からB、ED TYPE2、MB TYPE2、ボディは基本的に同じでしょう。違いは造られた時期と産地かな? また、スタイラス・チップの違いもあります。
ED TYPE2はダイヤ無垢の楕円針、BとMB TYPE2は共に接合ダイヤの丸針ですが、円錐の形状が若干異なります。Bはスッキリと綺麗な円錐に対しMB TYPE2はずんぐりしている。互換性があるはずなので試してみましたが、組み合せによりガタが出たり、窮屈だったりしたので無理をしませんでした。
リード・ワイヤー、シェル等々、必ずしも同条件ではありませんが音の出方の違いをざっくり例えるなら、ED TYPE2は内外角、高目低目にビシッと決まる快速球、MB TYPE2はスピンが良く利いた小気味よい直球、そしてBは外連味なくど真ん中にズボーンと吸い込まれる剛球と言った所でしょうか。Bの裏評判が高いのも納得できますね。
好きな一枚を、M75Bで聴くヘンダーソンのtsが殊更、イイです。
評判、人気共にショーターに大きく水を開けられているけれど、ts奏者の実力の差はそれほどでもないと思う。
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