いつものように、夕方。
暫くして、帰ろうと腰を浮かせるとマスターが「このゲイリー・フォスターを聴いてみて」と取り出したのがこの一枚。
カヴァを見て気乗りせず、立ち上がったところ、いきなり素晴らしいasの音色が流れ始め、再び腰を落とした。オォ、大好きなガーシュウィンの?SOON’ではありませんか!
もう帰るワケに行きませんね!
フォスターの名は知ってはいましたが、意識して聴いた事は初めてかもしれません。
イャー、MPSの「音」の良さかもしれませんが、豊潤でしかも自信に満ちたフォスターのプレイに驚いた。参りました!
パーソネルは、
Clare Fischer - EX-42, electronic organ 、Gary Foster - alto & soprano sax 、
Andy Simpkins - bass 、Larry Bunker - drums
C・フィッシャーが弾くのはヤマハのエレクトーン?(エレピ)のようです。それを、そのままタイトルにする野暮ったさはいかがなものか、と、ちょっと調べたところ、どうもT’DA-A-A! (1972) ? Clare Fischer & the Yamaha Quartetの再発ものらしい。こちらのタイトルも?ですね。
しかし、本盤のリア・カヴァには、確か、1979年録音とクレジットされている?はずですが(残念ながらこの画像では識別できません)。更に突っ込んで調べても確信が持てませんでした(T’DA-A-A! のジャケットは発見しましたが)。もう根気が無くなりましたね(笑)。
それにしても、このフォスター、素晴らしい!の一言。アルバム全体の出来も、言うに及ばず優れている。
マスターの一言、「思わぬ掘り出し物でした」
知らないミュージシャンにトンデモナイのが居るのがまたこの世界
の面白いところなんだけど、聴いてないヒトの数が多過ぎ(汗)
その内機会が在ればググってみますね♪ エレピは苦手だけど・・(笑)
いずれにしても、まだまだ影の実力者は他にも居そうですね(笑)。
なお、EXー42はエレピというより当時、話題になったヤマハの「エレクトーン」のようです。