I Remember Clifford ・・・・・・・・・・
誰もが知っている曲、メロディだが、このGETZの演奏は殆ど知られていない。
1989年に発掘された一時住んでいたデンマークでのライブ音源。五つのコンサートから選出され、録音状態のバラツキが気になるけれど、この”I Remember Clifford”に今まで経験したことがない「胸が詰まるほどの切なさ」が湧き上がる。
自分も含めオーディエンスが息を潜めて聴き入る5:33、これほどまで深い哀惜の想いに満ちた演奏を他に知らない。幸いに音も水準レベルで録音されている。それにしてもGETZは凄い。
”I Remember Clifford”の名演盤と定評のある一枚、”THE MESSAGE / JR MONTEROSE”(JARO)を。
その昔、幻の中の幻の名盤と騒がれたアルバム(再発もの)です。GETZに比べ男気がカヴァに滲み出ています。”Violets For Your Furs”の名演も入っている人気盤ですね。
トーレンス + SMEのお蔭で、レコードを楽しむ時間が増えました。
詳しい事は分かりませんが、2秒の差ならば、多分、そうかな?と思いますけれど・・・・・・・、?です。
ミステリーですね。
自分もそうなんですが、断捨離はなかなか進みませんね。ちまちませず、いつか大英断するしかないかもしれません(笑)
オーケストラとの共演もあり、録音も含め統一感に欠ける面があり、極端に言えばこの一曲が全てと言えますが、そう割り切れるだけの価値があると思います。
オーディオは手間暇とそこそこのコストを掛けるとちゃんと反応してくれますね。今回、耳の賞味期限に何とか間に合ったようです。
ゲッツのこの演奏は全く知りませんでした。どちらかで、是非聴いてみたいと思います。ご紹介ありがとうございます。
オーディオ装置も良さそうですね。僕はオーディオにはあまりこだわりはないのですが、それでもこのごろは、よい再生音を求めるようになっています。またちょっと考えようかと思います。