面白いブログ記事があった。
花火見物の話である。
「花火の開始は午後九時からだからゆっくり時間があったので晩酌やって、ごめん-奈半利線の列車に乗って。
来たのがちょうどタイガースの色に塗られたタイガース列車だった・・・」
このあとに、見事な花火の写真が載っている。
http://blog.livedoor.jp/yamato_onoko/archives/52865230.html
街の人がうるさいと、花火の終わりも早い。九時ではみな立ち上がって尻をはたくころだ。
そんな時間から始まるところもあったか、ところによっていろいろだなあと思いながら読み進む。
「晩酌やって、ごめん」とあるから、日が暮れてから九時まで飲めばだいぶきいていただろう、酔っ払ってごめんの意味かなどと想像する。
ご機嫌が目に浮かぶようだ。
記事の終わりにまた「ごめん-奈半利線」が出てきた。
花火が終わってもう酔いも醒めるころにまたごめん、さておかしいなともう一度よく読む。
「ごめん」は土佐くろしお鉄道「ごめん-なはり線」の終点駅名だったのだ。
酔っ払ってもカメラだけはしっかり構えるななどと、いらぬことを想像していて、ごめん。