・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

こんなのもありか?:6 無理国境

2019年03月12日 | つぶやきの壺焼

陸地の国境には、無理やり引いた歴史が必ずあります。
文化も言語も違う人同士の穏やかな合意のもとに引かれた国境線はないでしょう。
諍いごとが一切なく、ある幅を持った地帯に双方が交流往来以外には足を踏み入れなければ国境線など必要がないからです。

地図にも、線であらわさない国境帯があってもよいでしょう。
しかし、引かれてしまった線は、もう帯状には戻せません。

陸地でないところには、地図が描かれる前から国境帯があります。
海こそ自然の国境帯です。

70年前に日本は陸地の国境線を捨てました。
そのときのどさくさまぎれに、海を越えて島をそっくり分捕った欲張りの隣国があります。
またその後にも島を分捕ったつもりでいる隣国、さらに世紀を超えて島を分捕ろうとしている隣国が、堂々侵略の構えで現れました。

地図に描かれる国境線は、人間の欲と競争で明度濃度を増していくようです。

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