会社側から取締役会開催の案内を受け、取締役会に出席するためにと、10億円の保釈金を積んで、作業服にまで着替えて出てきたら、これはしまったとばかりに会社が出席拒否の表明をし、そこでまた裁判所が出席を許可しないことを決めたという、大の大人の意地悪ごっこのようなことがありました。
会社が出した出席反対の意見書には、当人が出席すると議論がしにくいというのも理由のひとつに挙げられていたそうです。
あの眼で睨まれては口もきけなくなりそうという、何とも情けないありさまとしか見られません。
株主が任命した取締役の会議への出席を、別の取締役が裁判所の手を借りて決めてしまうというのは越権裁定と言えるのではないでしょうか。
「えっけんさいてい」で変換したら、初めに出てきた文字は「謁見最低」でした。