計算で、ユーザーの重心位置を算出し、その重心位置を、まず、ハーネスのベースとなるマットに描く。そして、そのラインを中心に肩、そしてかかとまでの寸法をマットに記入する。
その後は、そのラインを基本にして、写真のハーネス型をあてがい、ハーネスの形を描き上げる。ハーネス型は、丁度雲形定規と同じ様にして使うが、この型のラインはかなり微妙なため、ここに至るまではかなりの時間を要した。
申し遅れたが、ハーネスのベースとなるマットには、ナイロン生地が接着されている。
この接着は、一般的にはパウダーラミなどを使用するが、当方では、コスト的に有利なアクリルエマルジョン系接着材を使っている。
しかし、この接着はかなり難しく、接着時の湿度にはかなり気を使わされてしまうのである。