飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

国内史上最高。130キロタスク達成!

2019-04-14 09:36:50 | ハング(hangglider)
昨日、4月14日。ハンググライダークラスV(固定翼クラス)日本選手権の中で、国内史上最長距離となる130キロ

のタスクが、見事に達成されました!


これだけ長距離のタスクで、本当にゴールを決めてしまった選手に、心から祝福を送りたいと思います。


今回のクラスVの日本選手権が開かれているのは、茨城県は石岡市近くにある足尾エリア

筑波山のすぐ裏手に位置する場所です。

昨日組まれた日本史上最長のタスク(飛行コース)は、まずはこの山からテイクオフし、ほぼ北方向80キロくらいに位置する八溝山

まで北上。

そこから30キロほど南下し、鬼怒川をかすめて益子にゴールするというもの。

イメージ的には長辺の三角形の飛行コースになります。



この日は北方向にコンバージェンス(風がぶつかり上昇風が発生する条件)が、予想されていたため、それを利用し今回の最長タ

スクが組まれました。

そのコンバージェンス予想は見事に的中し、今回の偉業が達成されたというわけです。

国内でこれだけのことができた理由として…。

機体の性能が上がったこと

パイロットの飛行技術も上がったこと

そして…。

気象予報が正確になったこと

が、あげられると思います。

今の時代、ネット、更には現地でスマホなどを活用し、正確な気象情報がとれるようになったことは、今回のような偉業を成し遂げるうえで、とても大

切な要因だったと思います。

飛行距離が飛行距離なだけに、選手は5時間以上のフライトを強いられることになり、競技が終わったら選手はみな疲労困憊状態…。

それでも、みなとても良い顔を見せてくれました。

この日、この130キロの距離を飛びゴールへとたどり着いた選手は4名。

トップゴールのIガキ選手のガッツポーズです!



なんと私とタメ年…。

まだまだ若いものには負けていませんね!



コメント
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