飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

イーストジャパンチャンピオンシップ 2022

2022-10-11 19:29:31 | ハング(hangglider)

去る10月7日から10日にかけ、茨城県は足尾エリアにて、ハンググライダー競技会「イーストジャパンチャンピオンシッ

プ2022」が開催されました。

残念ながら、結論を申しますと、この大会は天候不順のため不成立…。

4日間もありながら、飛べたのはわずか一日だけ…。

ちょうど秋の長雨にあたってしまったため、これはもうどうしようもありません…。

 

フライトで来た日、10月8日をご報告いたします。

ハンググライダーの参加選手も、年を追うごとに少なくなっていきます…。

この日、参加した選手は40名あまり…。

何とかしなくては…。

その日のコンディションや、タスク(競技内容)を公表する「ブリーフィング」と言われるもの。

選手は、おのおののGPSに、その日の飛行コースを入力していきます。

ちなみに…。

ハンググライダーの競技は、その日に決定される飛行コースを、いかに早く飛んでゴールにたどり着けるか…。

そのタイムを競います。

選手が飛ぶ軌跡は、ライブトラッカーという専用の機器にて、リアルタイムでインターネットで誰でも見ることが出来ま

す。

これですね!

これのおかげで、現在は空中を飛ぶ選手の位置、および、高度が、手に取るようにわかります。

ほぼほぼリアルタイムで、選手の飛びを、インターネットを使って監視できます。

 

この日8日は、予定より晴れ間が広がり、期待が持てたのですが…。

思いのほかサーマル(上昇気流)は弱く…。

結局、競技としては不成立…。

翌日も天候はすぐれず、競技としても無効となってしまいました…。

 

天候相手のスポーツなんで、こればかりはどうしようもありません…。

パラグライダー、ハンググライダーの競技会って、こんな感じで天候に恵まれずに、1/3くらいは無効となってしまいま

す。

 

次の大会は、一か月後、和歌山で開かれる大会。

新型コロナによって、ずいぶん大会が中止になってしまいましたが、ようやく、以前に戻った感じです!

 

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北関東の小さな旅 4日目

2022-10-02 20:53:56 | 旅(freedom person)

昨夜、夜中にトイレに行こうと外に出てみると…。

満天の星空!

おびただしい数の星を横切り、天の川が見えていました。

久々にきれいな星空を見ることが出来ました。

 

湧水の里しおやで目覚め、今日も旅を続けます。

今朝は、秋を探しに、日光を遡り戦場ヶ原まで行ってみます。

途中、明智平にて。

日光男体山がきれいです。

さすがにまだ雪はかぶっていませんが、もうすぐ初冠雪が見られるでしょう。

中禅寺湖畔を通り、戦場ヶ原まで来ました。

残念ながら、まだ秋の気配はありませんでしたが…。

毎年、関東で初霜の便りが聞かれるのは、この場所なんですよね!

おそらく、あと半月くらいのうちには、ここに霜が降りることでしょう…。

 

ここから、那須高原を目指します。

意外と近く、小一時間で着きます。

とっとこと走って那須の山頂を目指します。

きれいな山ですね!

この山も、私の住んでいる場所から見える山なんですが、ここまで来るのはまだ2回目なんです…。

振り返ると…。

広大な関東平野…。

遠くに、私の住む場所にある、筑波山も見えています。

 

山を下る途中…。

那須には、こんなところもあります。

薪ストーブマニアとしては、気になるところ…。

中に入ると、たくさんの薪ストーブが置かれていますが…。

なぜかここに置かれている薪ストーブは、HERMAN、INVICTA、それに、VERMONTCASTINGSだけですね。

HERMANは、数年前から日本で聞かれ始めた薪ストーブです。

INVICTAは、デザインが優れた薪ストーブで、個人的にも興味はあるんですが、仲間内ではだれも持っておらず、実際に焚

いたことはありません…。

VERMONTCASTINGS は…。 ウチの薪ストーブですね!

一通り、いろいろな薪ストーブを触って、細かいところも見せてもらいました!

なかなか楽しかったです!

 

…。

さて…。

もう一日旅を続けるつもりでいましたが…。

天気予報を見ると、明日は結構天気がよさそう…。

急遽予定を変更して、家に帰って、明日はハンググライダーで空を飛んで、楽しむことに決めました!

ここからならば、2時間ほどで帰ることができます。

 

こうして、私の北関東の小さな旅は終わりました。

近々ですが…。

早い紅葉を見に、また、車中泊の旅に出たいと思います。

 

お付き合い、ありがとうございました!

 

 

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北関東の小さな旅 3日目

2022-10-01 20:45:27 | 旅(freedom person)

群馬県、甘楽の道の駅で目覚めた朝…。

本日は、ここから山道を通って秩父に入り、以前から行きたかった、あるところを目指します。

 

甘楽町から、敢えて山道を選択し、狭く曲がりくねった道路を進んでいきます。

ここは初めて通る道ですが、こんな秘境、関東にあったんですね!

スゴイ山が続きます。

国道299号線を走っていて、驚いたものを発見!

波跡の化石の上に、恐竜の足跡の化石が残ったものです。

小学生のころ、百科事典でこれを知り、いつかは実際に見てみたいと思っていました!

もちろん、もう何十年も前のことなので、場所までは細かくは覚えていなかったのですが…。

こんなところで、偶然、子供のころから、見たいと思っていたものを見つけるなんて…。

いい大人が、結構興奮して写真を撮ってしまいました。

こんな出来事があるから、旅って楽しいです!

 

更に細く曲がりくねった道を進むと…。

埼玉県内に、こんなスゴイ山が存在していたんですね!

凄く険しい山です。

この山、どうやら石灰岩のようです。

長年の雨水による浸食で、こんな形になったんでしょうね。

水墨画の題材としてよく取り上げられる、中国の桂林も、同じようにして出来た景色だったと思います。

 

今度は、東側、街の方に進んでいきます。

武甲山です。

雲のないきれいな姿は初めて見ました。

ここから、小一時間、下道を走って着いたのは…。

吉見百穴です。

以前より興味を持っていたのですが、一度も来たことがありませんでした!

思っていたよりも、都会にあったんですね。

周りは街です。

この吉見百穴は、弥生時代の後期に、墓穴として掘られたらしいです。

弥生時代、まだ鉄の精錬技術がなかった時代と思いますが、どんな道具を使って、この穴を固い岩に掘ったのでしょう

か?

 

ここから、ビューンとワープ!

これ以上は都会には進みたくなかったので、真北に向かいます。

向かったのは日光…。

途中、曼殊沙華が満開を迎えていました。

きれいだったので、写真をパチリ!

 

日光を少しだけ通り過ぎ、今市市についたとき、うれしい出来事が…。

蒸気機関車C11型の、走行する姿を見ることが出来ました!

これは凄いです!

汽笛を鳴らして走り始めるその姿を見たときは、思わず鳥肌が立ってしまいました!

私は、汽車はそれほど興味を持っていないのですが、蒸気機関車は別です!

皆さんは、蒸気機関車というと「アンティーク的なイメージ」を持たれると思いますが…。

実は、蒸気機関車って、深いところまで突っ込んでそのメカニズムを見ると、驚嘆するような完成度の高さを持っている

んです!

これ、更に詳しい方に話を聞いてみると、蒸気機関車の蒸気発生部(煙突のすぐ後ろにある、オバQみたいなでっぱり)

なんかは、現在では作る技術が失われてしまった、高度な鋳造技術が使われているそうです。

つまり、現在の技術では、一から蒸気機関車を作ることは出来ないんですね!

蒸気機関車が盛んに作られていた時代は、太平洋戦争の時代と重なります。

この時代、飛行機のエンジンを作る時も、高度な鋳造技術が使われていました。

鋳造技術が最高を極めた時代だったんです。

今ではもちろん作れない…。

だからこそ、残っている蒸気機関車は、大切に保存する必要があると思います。

 

蒸気機関車に感動した後は、今夜の宿へ…。

今夜は、道の駅「湧水の里しおや」です。

平日なんですが、結構な車中泊の方がいらっしゃいました。

 

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