飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

私の人生観を変えさせた出会い…。

2024-07-18 08:55:34 | 旅(freedom person)

私は旅が大好き!

10代のころからバイクで日本中を回っていました。

若かったこのころの私は、自分の将来についてどうしていくか…。

そんな悩みを持っていましたが、そんな悩みの回答を探すために、このころは旅をしていたようにも思えます。

そんな旅の中、ある時、九州をグルっと回る旅をしたのですが、それを終えての帰り道…。

当時、料理が美味しいと評判だった山口のユースホステルに泊まった時、私の人生観を変えさせてしまう方に出会ったのです…。

 

 

私は山口のユースに着いて、一息ついた後、美味しいと評判だった夕食も終えて、同宿のみんなと共にホールでくつろいでいました。

そこに、まだ若いユースのヘルパーのお兄さんが来て、私たちの会話に加わりました。

言い忘れましたが、その山口のユースでは、奥さんひとり、そして、そのヘルパーのお兄さんの二人だけで切り盛りしていたのです。

奥さんには、幼稚園くらいのお子さんが一人いました。

旦那さんは、このお子さんが生まれる前に不幸があり、亡くなられたとのことです。

みんなで旅の面白かった話や、旅の情報交換などの話で盛り上がり、ちょっと話題が途切れた時のことです。

同宿の誰かが、「そういえば、お兄さん(ヘルパーの方)はどのくらいこのユースで働いているの?」と質問したのですが…。

そこから、そのお兄さんが…。

この時、将来のことで悩んでいた私に衝撃を与える、このユースで働くことになったいきさつを、淡々と話を始めてくれたんです…。

 

私も昔はみなさんと同じように旅をしていました。

ただ私の場合は、仕事をやめ、自分の生き方を見つけるための旅でした。

行く当てもないまま、日本中気の向くまま回ってみて、そして、たどり着いたのがこのユースだったんです。

居心地の良かったこのユースに私は連泊するようになったんですが…。

そのうち、当時お腹が大きいまま、一人でこのユースを切り盛りしている奥さんに頼まれて、このユースを手伝うようになりました。

お金も無かったし、行く当てもなかったので、私にとっては渡りに船で、そのままずっとこのユースを手伝っていたんです。

しかし、当然ながら、ある時奥さんが産気づいてしまったんです。

奥さんは、「後はよろしくお願いします!」と一言残して、そのまま病院にいってしまいました。

仕方がないので、奥さんがいない間、ずっと私が奥さんに代わってこのユースを切り盛りしていたんですが…。

奥さんが返ってきた後も、結局このユースをそのまま手伝い続けることになり…。

結局、それから6年間も、ずっとこのユースにいることになりました…。

 

 

私はお兄さんのこの話を聞いたとき、一瞬「え!」と思いましたが…。

直ぐに、これでいいんだよな!と、納得させられてしまいました。

人の生き方なんて人それぞれ…。

別に自由に生きられるんならば、自由に生きてやればいい。

有名大学を卒業して、有名企業に入り、それなりの地位を築いて…。なんて、一つの生き方に過ぎない。

自分の好きな所へ行って、自分の好きな生き方を見つけ、そこがまた、自分を必要としてくれるようなところであれば、そのままそこで生きればいい…。

ごもっともだと思いました。

 

実は、この出来事がきっかけで、私はますます旅にハマるようになったんです。

そのヘルパーのお兄さんのように、世の中にはもっと面白い生き方をしている人がいるんじゃないか?

旅をして、そんな面白い人にたくさん会って、それを確かめてみたくなったのです!

…で、それ以後旅にハマってみると、思った通りに自分なりの生き方、自分なりの考え方をする沢山の方々に出会うことになったんです。

このような方々との出会いは、確実に私の人生観を変えさせてくれました。

 

人の生き方なんて人それぞれ。

私は旅を通して、多くの方からいろいろなことを学ぶことができました。

人の生き方って、それでいいと思いません?  

 

 

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ダイソーの壁材が車中泊車にバッチリ!

2024-07-10 08:28:32 | 日記(diary)

先日ダイソーで、車中泊車の改装にバッチグーな壁材を見つけました!

ビニールに白い木目調のプリントがされたものが、ウレタンフォームの断熱材に張り付けてられています。

とっても軽くて、しかも、粘着剤シートにて貼り付けることが出来ます。

値段も、50㎝×80㎝で300円。

とってもリーズナブル…。

 

一目見た瞬間に、コレ、車中泊車の内装に使ったらバッチグーなのでは?そう思いました!

 

早速購入し、ハイエースの天井に張り付けてみました!

まずは施行前…。

実はこの段階で、既に内張を剥がして、断熱材として5ミリ厚のウレタンフォーム。

更に、その下に1ミリ厚の銀マットを仕込んでいます。

今回はその上から更に、ダイソーの壁材を張り付けていきます。

 

この壁材には粘着剤が塗られていますが、直感的に接着力が不足と考え…。

同じくダイソーで買った強力両面テープを四辺に貼り付けます。

でも、結果的には、写真の倍くらいの両面テープを張ることをお薦め致します。

 

これを隙間なく天井に張り付けていきます。

途中経過…。

ちなみに、貼り付ける前に、天井材を外して型を取っています。

…。

で、出来上がり!

どうです。きれいでしょう!

これで、費用は両面テープを入れても4000円ほど…。

パット見は白い板を張り付けたようにしか見えません!

しかも、とっても軽い!

 

しかし、もっとも良かったのはその断熱性!

真夏の炎天下の中でも、天井を触ってみると、屋根の熱さをほぼ遮断しています。

車の中に入ってみても、「え!」と驚くほど熱くなっていません。

普通に家に入った時と同じくらいの感じなんです!

 

もちろん、ダイソーの壁材以外にも、ウレタンフォームや銀マットで断熱をした効果もありますが…。

 

お金がかからず、手間も一日程度で済む施工なのですが…。

その割には、とてもおしゃれになって、断熱効果も思いのほか高くなります。

これは絶対におススメです!!!

 

ちなみに、先日ウチに車中泊仲間の方が泊まられた時の記事が、それぞれのブログにあげらました!

むーちんさん→青の風に吹かれて

横須賀さん→ ヴォクシーが行く

 

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松本サリン事件の過ち…。

2024-07-01 09:19:15 | 日記(diary)

あの松本サリン事件から30年がたってしまいました。

同事件は、全く関係のなかった近所の会社員の方に、しばらく濡れ衣が着せられるというおかしな事件でした。

マスコミ、警察、それらの報道により、世間のほとんどの方は、この会社員の方が犯人だと騙されてしまいました。

 

事件の真犯人のオーム真理教の面々も、教祖麻原彰晃に洗脳されてしまっていましたが…。

世間一般の方たちも、恐ろしいことに、マスコミや警察の報道に洗脳されてしまっていたんです…。

 

 

若い方は、既にこの事件をご存じない方も多いと思いますので、松本サリン事件の概要をご説明します。

当時、オーム真理教という宗教団体がありましたが、この宗教団体の狂気に満ちた教祖麻原彰晃が指示。

自分たちに不利な判決を下す裁判官を暗殺するため、猛毒サリンが松本市でばらまかれました。

この猛毒により、結果的に8名の方が亡くなられた事件です。

が…。

このとき、たまたまこの事件が起きた近所に住まわれていた会社員の方が、農薬を混ぜて除草剤を調合していたた

め、事件の第一報告者でもあるこの方が、真っ先に猛毒をばらまいたと疑われてしまったのです。

 

それから半年ほどの間、マスコミも警察も、そして、世間の人々も、この会社員の方が犯人だと信じていたのです。

 

私は当時、この事件を聞いて、真っ先に…。

農薬を混ぜただけで、そんな猛毒が出来るわけないでしょ!冗談でも言っているの?

そう思っていたのですが、周りの人たちは…。

そんなことはない。犯人はあの会社員だ!

そう口をそろえて言っていたので、私もいつしか、この事件のことについては口を閉ざすようになりました。

当時、私の周りの人で会社員の方は犯人ではないと言っていたのは、友人の化学のドクターだけ…。

 

これ、落ち着いて論理的に考えれば、会社員の方が犯人ではないことは簡単に分かったはずなのですが…。

マスコミや警察の報道により、世間の方のほとんどは落ち着いて物事を考えられなくなっていたのです!

 

まず、化学の基本なのですが…。

農薬と農薬を混ぜただけで、新しく猛毒が生成されるなんて、理論的に考えられません!

なぜならば…。

農薬と農薬を混ぜても、それらが混ざり合うだけ…。

水に塩を入れたら塩水が出来るだけの事…。それと同じなんです。

中世の魔法使いのおばあさんの薬じゃあるまいし…。

もし会社員の方が犯人だとしたら、最初からサリンのような猛毒を使って除草剤を調合しなければ、あのような事件

は起こらないはずなのです。

 

猛毒となるようなものを作るならば、「化学反応」が必要です。

化学反応は、必ず熱などのエネルギーの出入りを伴います。

つまり…。

サリンのような猛毒を作ろうとした場合、この熱などのエネルギーを管理する「設備」が必要なんです!

 

例えば…。

水に電気というエネルギーを与えれば、水素と酸素に分解することが出来ます。

反対に…。

水素と酸素を一気に反応させれば、大量の熱が生まれ、ゆっくり反応させれば電気を得ることが出来ます。

これが化学反応です。

つまり…。

化学反応にはエネルギーの出入りが必ず起こり、そのエネルギーを管理する設備が必要なんです。

そんな設備を、犯人扱いされた会社員の方が使っていましたか?

 

化学では、非常に初歩的なことだと思うのですが…。

マスコミ、警察、そして、世間一般の方たちも、この化学の基本を、「報道」という「洗脳」によって忘れていたん

ですね!

 

本当、洗脳って怖いと思います…。

 

結局この会社員の方は、のちに無実だと分かり、この事件の真犯人はオーム真理教ということになりました。

が…。

その後もこの会社員の方は、無実と証明されながらも、無知な世間の人々から非難を受けたそうです。

 

ここで私は皆さんに言いたいのですが…。

物事、人の言うことを鵜呑みで信じて、とやかく言うのはとても危険なこと!

マスコミや警察だって「嘘」をいうんだから、相手が社会的にどうであろうと、自分の頭でまず考えてみて!

ということなのです。

 

過去、人類はこの松本サリン事件と同じような過ちを繰り返し続けています。

戦争なんてその最たるもの…。

ちょっと考えてみてください。

戦争で得をするのは、上層階級の人たちだけでしょ!

ならば、マスコミなどを使って、一般の人を洗脳し、戦争を起こさせるんじゃない?

そのへんを、忘れてはいけないんじゃないかな?

コメント (2)
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