ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

道理が情に流されている

2006年09月08日 | 戯言
借金の取立ての仕方が常軌を逸しているとか、借り手に無断で生命保険をかけてケシカランとか、サラ金業者は悪徳高利貸のように言われていますが、そもそも利用するしないは本人の意思のはずです。

貸す方も無担保、無保証で貸すわけですから、ハイリスクハイリターンなのは当然のことです。そもそも借りたものを返さない、返す当ても無いのに借りることの方が問題視されるべきなのに、なんか妙な情に道理が歪められている印象を持ちます。

借りたくなくても借りざるを得ない状況の人もいるなんて議論がありますが、なんか責任転嫁というか、自分の境遇は全て周りの世の中のせいと言っているように聞こえます。
金利のグレーゾーンの存在は是正すべき問題なのかもしれませんが、それより先に取り組むべきことがあるのではないでしょうか。

義憤?に駆られて役職を辞した国会議員もおられるようですが、取立てが甘くなり金利も下がれば、余計安易に借りる人が増えてくるかもしれません。
取立てが優しくなれば、平気で返済しない人も増えてくるかもしれません。
極論かもしれませんが、そうなれば無担保・無保証で貸そうというまともな業者がいなくなるかもしれません。本当にそれでいいのでしょうか。

結局、リスクを背負って判断するのは個人の問題だと思うのですが。
コメント
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