ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

開会式に思う。

2020年08月10日 | 時事
祝日の朝、たまたまテレビを点けたら「開会式」をやってました。
正式名称は「2020年甲子園高校野球交流試合」と言うらしいです。

グラウンドに並んでいるのは第1試合で対戦する両校の選手のみです。
通常の大会なら開会式は全出場校が参加する壮観なものです。
2校だけ横一列というのは閉会式で決勝を戦った両校が並ぶのと同じイメージでしょうか、でも閉会式と違ってグランドも選手のユニホームも綺麗です。
スタンドは原則無観客で野球部の選手とその親御さんたちに限っているそうで、プロ野球の5,000人上限よりも遥かに閑散としています。

で、天邪鬼オヤジは疑問に思ってしまいました。
何故、大会でもないのに「開会式」をやっているのだろう・・・と。

主催者側のお歴々も普段に比べると人数が少ないのでしょうが、それでもズラっと横一列に並んでおられ、うやうやしく高野連会長がご挨拶をされました。
「開会式」をやることで、高野連の英断と感謝せよという教育的お言葉をどうしても全国電波に載せたかったんでしょうか。。。

たとえ1試合だけでも甲子園の舞台で試合ができることは、大会出場が決まっていながら大会中止で潰えた夢がとにもかくにも叶う選手たちにとって嬉しいことでしょう。
でもね、「第 92 回選抜高等学校野球大会出場校の野球部員に甲子園球場での1試合を提供する」と高野連自ら設定している目的からして、たまたま初日第1試合の両校だけ参加させるセレモニーって余計なことに映りました。
くどいようですけど「大会」ではないんですから。

所詮は天邪鬼の戯言です。
コメント
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