彼への思い

我が家の老犬が幼少の折に御縁あって我が家に来たのは今から９年前でした。

買った店は既に数年前に閉店して今はありません。
我が国では命の売買をする場が飲食店も真っ青の開閉店の激しさです。
・・・って、生き物の売買がこの程度のことで良いのかと首を傾げたくなります。。

記事には信じられないことが書かれていますが、悲しいかな現実はそのとおりなのでしょう。
（ヤフーニュース配信オリジナル原稿2021年8月8日付「100万円のペットを飼育放棄――問われる飼う人のモラル、免許制を導入すべきか」）

「可愛いっ！」とその場で１００万円出して買っても、下の躾けもロクにしないうちに言うことをきかないからと処分に走る・・・
とても何処とは言えませんが判る人には判る、この感情を利用した「可愛いっ！」の衝動買いを狙う商法の店が未だにあるのが現実です。

そう偉そうに批判しながら、オヤジがジジイ業を勤しむ時に一番大変な思いを強いているのは我が家の老犬です。
寛大な彼は、自分よりも遥かに年下で我が家においてはまだ２年足らずの新参者の振る舞いに迷惑そうにしながらも、こちらの意向を汲み取って精一杯我慢をし対応してくれます。

だからオヤジはジジイ業を終える都度に、しっかりとその労をねぎらうことを怠らないようにしているつもりです。
果たして彼にその思いが届いているかは解りませんが・・・(笑)