天邪鬼の呟き

（ヤフーニュース配信ｙｔｖ2024年9月19日付「【速報】斎藤知事の不信任決議案可決『辞職』か『議会解散』か、10日以内に判断　知事は進退明言せず『県民の皆さんにおわび、今すぐ判断はできない』県民からは厳しい声『はよ辞めて』」）

オヤジも県民の一人です。
知事に問題が無かったとは思ってません。因果応報だと受け止めています。
でも「はよ辞めて」とまでは思ってません。
この見出しはあたかも県民全員が知事の早期辞任を願っていると思わせるミスリードのリスクがあります。
大新聞ともあろうものが・・・


今日、県議会全員が知事の不信任決議案に賛成しました。
天邪鬼オヤジは「全員賛成」というところに引っ掛かります。
そこまで知事の言動は酷かったのだと言いたいのでしょうが、県民の一人として酷さの迷惑を直接被ったとは感じていません。
元局長の告発文書とその局長の自死の問題が明るみに出るまでは、むしろ長期政権だった前知事の悪しき風習を打破するために頑張っているという印象だったのです。
それだけに誰も不信任に異論を唱えないことに邪な思惑を邪推します。


オヤジには県民に直接迷惑をかけている問題というより県組織内部の内輪問題が拗れているように映ります。
それを知事の資質の問題に置き換えて辞めさせる方向に県組織挙げて持ち込んでいやしないでしょうか。
その一方で対する知事の対応が極めて不適切だったことは否めないと思います。


今やまさに兵庫県民の良識が問われています。
マスメディアが煽る雰囲気に流されるのか、県民一人一人が冷静に判断できるのか。

県議会議員全員賛成で不信任を突き付けられた知事を選んだのは県民です。
県民の選択に県議会がNOを突き付けたとも言えます。

「騙された」と憤るのは簡単です。可愛さ余って憎さ百倍でしょう。
だからこそ感情に流され、マスメディアの煽りを鵜呑みにして判断しないようにしなければと天邪鬼オヤジは思うのです。