ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

トーホーストア

2024年11月25日 | 時事
(ヤフーニュース配信神戸ジャーナル2024年11月25日付「阪神 大石駅の高架下にあった『トーホーストア』最後の店舗が閉店。これで全店舗が営業終了、61年の歴史に幕」)

今から36年前のことです。
オヤジが古巣でお世話になっていた時、初めての異動で神戸支社で初めての営業に携わった時に担当したチェーンの一つでした。

コープやダイエーのような大型スーパーではなく、コンビニに毛の生えたような小さな店舗が多かったローカルチェーンです。
しかも立地は駅前や大規模幹線道路に面しているというよりも、えっ?こんなところにあるの・・・という街中にこじんまりと構える店構えが印象的でした。
それでいて兵庫県内の限られたエリアでの数十店舗でしたから、エリアによってあそこにもここにもトーホーストアみたいな感じでした。

当時はまだお酒の販売は所謂お酒屋さんが主流で、チェーンストアでもお酒を販売しているところは限られており、お酒の本部商談があったのも極めて限られた大手だけでした。
今でいうコープこうべ、そして当時小売業ナンバーワンにのし上がったダイエー、そしてビールは主役ではありませんが独特の高級スーパーだったいかりスーパーぐらいだったと記憶しています。
トーホーストアも酒類販売をしていた店舗は当時数十店舗ある中の3店舗だけで本部商談は無く個店毎の商談でした。

そのうちの1店舗はスーパーの中の売り場ではなく隣に独立店舗で立地する明らかに元酒屋さんの店でした。
酒屋の女将さんのような年配の女性が酒担当で切り盛りしており、初めての営業に悩むオヤジにとって悩みを聞いてもらえるオアシスのような店舗でした。

一方で世の中の流れは外圧起因の酒類販売免許の規制緩和が進行しており、チェーンストア側も酒類販売に関して積極的に免許取得に動き始めていた時期です。
トーホーストアも新たな免許が拠点店に下付されるタイミングで本部商談が開始されました。
タイミング的にはオヤジの次の異動が決まった時と重なり、初めての本部商談が離任のご挨拶と後任への引継ぎだったと思います。
記憶は朧気ですが、とにもかくにもトーホーストアの酒類の本部商談開始時の初代担当でした。
だから???ってことでしょうけど。


その後、5年前に古巣を卒業してお世話になった会社で、図らずも部門は異なりますがこのチェーンストアと接点が出来ました。
オヤジにとっては極めて短期間の接点でしたが、30年前とは全く異なるチェーンに変貌してました。
ただその時点ではさすがに5年後にチェーン自体が無くなるとまでは予想が付きませんでした。


トーホーストア最後のお店が閉店というニュースに、多少なりとも御縁があっただけに反応してしまいました。
ちょっと寂しさを感じるニュースでした。

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