ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

「民意」

2024年11月18日 | 時事
昨日の県知事選の結果は我が県民の「民意」です。
投票率が前回より10%以上も上がり50%を超えたのは、それだけ投票した人が増えたということで、民主主義としては極めて望ましいことです。
「自分の1票では何も変わらない」と言っていた人たちが「ひょっとしたら変わるかもしれない」、「これは変えなければいけない」と投票した結果です。
そこでマスメディアが報じる下馬評が高かった方が当選されていたら、マスメディアはすんなり「民意」が明確に示されたと報じたことでしょう。

ところが開けてビックリ玉手箱の結果に、既存メディアはこぞってSNSの危険性について言及し始めました。
既存メディアで飯を食っている「識者」と言われるコメンテーターの皆様も既存メディアが公職選挙法の制約を受けた公正な報道であり、SNSは何でもありの野放し状態であってフェイクのリスクを言及されてます。
識者気取りの芸人さんは「我が県民は大丈夫か?」とまで仰いました。
この方もきっと自分の思う通りの結果であれば「民意は示された」と発信するつもりだったのでしょう。

「民意」は結果です。
それはこれまでの選挙でも当たり前のように言われてきたことです。
今回下馬評が大きく覆ったから、プロセスに問題があると言及する既存メディアの姿勢にこそオヤジは疑念を持ちます。

既存のマスメディアがフェイクは拡散させないことは解っています。
何がファクトかをしっかり検証した上で報じていることも知ってます。
但し、オヤジも半世紀以上生きて直接間接でマスメディアに接してきて、彼らがどのファクトを声高に報じ、どのファクトをスルーして報じないかの選別について、相当意図的にやっていると感じてました。

今回、若いネット世代にその実態がモロにバレたのだと感じてます。
オヤジも感じてこの場で言及しました。
知事のパワハラ問題から県議会での全員一致での不信任可決、そして失職までこれでもかとトップで報じていたマスメディアが、出直し選挙の序盤は忘れたかのように県知事選自体を報じなくなってましたから。

もう一つ、全会一致で不信任決議をした県議会が、県民の信任を得て再選された知事とどう向き合うのか。
自らも県民の負託によってその地位にあって、ファクトに基づいて不信任決議に対処したという信念と覚悟があるのなら、再度全会一致で不信任決議をして再選された知事に突き付けたらどうでしょう。
そこまでの信念と覚悟がある議員の方々がどれだけいるかは知りませんけど。。。

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