カチンときた

日本医師会の会長の発言にカチンとくる方が多いようです。
ぶっちゃけオヤジもその一人。
（ヤフーニュース配信共同通信2021年3月10日付「医師会会長『第4波を招く恐れ』　感染者数下げ止まりで」）

批判的なコメントの数々を読むと思わず共感してしまいます。
現場で頑張っている医療従事者の方々には感謝しかありませんが、その体制を司っている方々には首を傾げたくなります。
結局この非常時に根本の体制を変えることもせず皺寄せが現場にいっているだけではないのかと。

「下げ止まり」の概念も曖昧です。
強い自粛要請があるにしろ、一人一人が感染予防に留意しながら日々生活している中で日々の新規感染者数が人口比０．００２％台から減らないことが果たして一人一人の責任問題レベルなのか。

確かに究極はゼロであり、限りなくゼロに近づけることが必要だと思います。
でも未だワクチンも医療従事者の優先接種が始まったばかりという時期に、自粛要請だけで感染者数が継続的に３割以上減っていくことを目標にすること自体、何を根拠にその数字を掲げられたのか・・・つい某知事お得意のスローガンですかと問いたくなります。

あと１０日で果たして数字は下がるのか。
もしガクッと下がったら下がったでその数字の信ぴょう性に首を傾げてしまうかもしれません。