ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

番付崩壊

2022年07月16日 | 時事
(ヤフーニュース配信NEWSポストセブン2022年7月16日付「大相撲7月場所が大荒れの様相『三役より強い平幕力士』だらけで“番付崩壊”か」)

「番付崩壊」と言う言葉に反応しちゃいました。
5月場所だけだったら、たまたまで済んでいたでしょうが、二場所連続となると「番付崩壊」も現実味を帯びます。
番付社会で番付と成績及びその結果の処遇が一致しなくなったら・・・
場所毎に上位陣の不甲斐無さに放言してきましたが、ここにきての番付崩壊の要因はとにもかくにも大関陣の不甲斐無さに尽きるように思います。

3場所合計の勝ち星が33勝と言う目安。
元々は毎場所コンスタントに10勝以上できるかどうかの見極めだったものが、今や33勝が独り歩きしているような。。。
1場所大勝ちできれば、33勝ラインはグッと引き寄せられます。

増してや、一度昇進してしまえば2場所連続負け越さない限り番付は維持され、仮に大関陥落しても次の場所で10勝以上あげれば大関に復帰できてしまう訳です。
仮にそれもクリアできないからといっても関取ではいられるし、その後も自らの判断で現役を続けられます。
大関昇進時に表向きはもう一つ上がありますからと言いつつ、その上は2場所連続の優勝ないしはそれに準じる成績という高いハードルを越えなければならないし、番付は保証されるとはいえ成績不振となれば即引退ですから、本音は大関になれれば御の字と思ってしまう力士が居ても不思議ではありません。
昇進2場所目でフル出場していながら負け越してカド番になるってどうなんでしょう?

サラリーマンの世界ですら出世を必ずしも望まない人たちが増えています。
厳しいプロの世界とはいえ角界の意識が昔ながらの価値観と異なっていても不思議ではありません。
全ての力士が必死に勝負しているとは思いますが、今場所は妙にバランス良くお互いが星を良く潰し合ってます。
実力拮抗、真剣勝負の結果かもしれませんが、番付と星取がアンバランスで番付に見合う以上の成績を上げる傑出した人材が出てこないとなると、それはそれで角界の将来に向けての不安要素です。

今の前頭上位から関脇、小結陣で一皮剥ける力士が出てくることを期待するしかありません。
が、今場所好調の逸ノ城関もたまたま感満載です。
せっかく昨日まで金星も挙げて全勝だったのに、昨日までの取り口からは大関陥落必至の不甲斐無い大関にアッサリ負けちゃうしな・・・(ヤフーニュース配信日刊スポーツ2022年7月16日付「かど番大関正代が逸ノ城の全勝を止める 照ノ富士は業師宇良をきめ出し2敗守る」)

それでもまだ1敗は単独トップで三役以上の上位陣で星の差一つは横綱だけですから・・・「番付崩壊」した角界の前後は多難ですぞ!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 学校の統廃合 | トップ | まわし待った »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事」カテゴリの最新記事