世襲

（ヤフーニュース配信読売テレビ2024年4月23日付「【速報】和歌山県町村会が二階氏の三男に出馬要請、引き受ける意向　次期衆院選の新・和歌山2区候補に」）
世襲で選挙区の地盤を引き継ぐ。
特に地方ならでは、江戸時代から続く日本的な世代交代の在り様で最も波風が立たない方法です。

跡継ぎの資質が人並みであれば、あとはお取り巻きが支えて安泰なのでしょう。
普通に働く議員であれば、オヤジはそれが必ずしも悪いことだとは思いません。
少なくとも単に利権の我田引水にならないよう願うばかりです。


一方で選挙区は人口の変動に伴って１票の格差を一定の比率以下に保つために変化せざるを得ません。
人口減少が著しい地方ではなおさら変化の度合いはドラスティックになります。
そこで同じ政党同士での陣取り合戦を望まなくてもやらざるを得なくなってきてます。

和歌山も例外ではないようです。
そもそも保守が強いお土地柄だけに、参院からの鞍替えも含め選挙区の変更で同じ自民党内で争うことになる気配芬々です。

有権者の立場としては慣れ合いより、同じ政党内でも競い誰が有権者のために働くかが選べれば最善だと思います。
そこはまあお得意の調整が入るんでしょうけど。