自粛の強制

とりあえずお篭り６日目、最終日です。

今日は老犬の散歩に加えて、チョコっと神戸まで車で買い物へ行きました。
道路は空いてましたが、買い物先のモールの駐車場はそこそこの入り。
道中もラーメン屋に行列が出来ていたり、局所的に密は大丈夫か？という情景を見かけました。

そうそう、箱根駅伝も最後の最後で大逆転ドラマがあったようで、前日朝のスタートの時とエライ様変わりのゴール付近の人だかりでした。
（ヤフーニュース配信スポニチアネックス2020年1月3日付「【箱根駅伝】ゴール前は幾重もの人垣…応援自粛要請も」）

空港や新幹線、高速道路の様子をTVニュースで見ると、年末年始の帰省はもとより外出、遠出を控えている様子はハッキリと見えますけど、近場に関しては不要不急の判断基準は人によってかなりの幅がありそうです。
オヤジとて今日の買い物については必要と判断して出かけましたが、第３者から見れば今日じゃなくても・・・と言われるかもしれません。

「自粛」とは「自分から進んで行いや態度を慎むこと（デジタル大辞泉）」ですから、他人様に決められて強制されることではありません。
それでも他人様が期待する慎みの枠組みが独り歩きして「自粛の強制」に陥りがちです。
第３波真っ只中で一部首長やマスメディアが声高に叫ぶほど、自ら進んで行えという強制を促さざるを得ない難しさと危うさを感じています。

多少のバラツキはあるでしょうが、明日明後日から仕事始めの方が多いと思います。
オヤジも明日から仕事です。お篭りは今日までです。
自粛する一方で生きていくため、経済を動かすために人は動かざるを得ません。

この年末年始の自粛の成果はどう数字に出てくるのでしようか？
昨年からのコロナ禍が落ち着くには今しばらく時間がかかりそうです。