小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

流れる水/雪溶けの上高地 2011 その1

2011-05-05 21:14:53 | 旅行
流れる水/雪溶けの上高地 2011 その1



2011年4月30日

最近はチャンスをつくって、なるべく歩くようにしています。自然の中を歩いて、自然を胸いっぱいに吸い込むことが楽しい。もともと、海人間だったので、山はよくわからない。家内は平たいところでないと歩けないので、連休は高原を歩くことにしました。連休一週間前にあちこちの高原のホテルに電話すると、どこもまだ雪が消えないで、歩けるかわからない、今年は雪解けが遅いといいます。雪解けの水に咲く水芭蕉でも見ようかと思いましたが、連休に咲くか咲かぬかわからない。行ってみたら雪だらけではつまらない。それなら腐ってもタイと考えて、上高地に行くことにしました。雪があろうが、なかろうが、花があろうがなかろうが、晴れだろうが雨だろうが、上高地なら何かを与えてくれるでしょうと思ったのです。震災で人が少ないことを期待して。
 天気予報に合わせて、4月30日に出発して、12時過ぎに上高地アルペンホテルにつきました。昼食をとって、さて出かけようとおもったら、雨がふりだし、雷まで鳴りはじめました。天気予報は完全にはずれ。それでもレインウエアをきて、カメラを抱えて、大正池に向かいます。途中から完全な雪道となりました。天神平の遭難事件以来、靴だけはしっかりしようと,新調のトレッキングシューズでしたが、水と岩には強くとも、凍った雪には無力です。2台のカメラとその機材を抱えて、雪道を歩きながら撮影するのは、気力で頑張るしかありません。一日目は河童橋から大正池へ、二日目は河童橋から明神池へ、いずれも2時間のコースですが、家内の足と、当方の撮影とで、倍近い時間がかかっています。いずれも雨。少しやむときもありましたが、ほとんどが、カメラを濡れないようにかばいながらの撮影でした。テーマは<流れる水/雪解けの上高地>です。雨ですから普通にとっては、どうしようもない状況です。思い切って、シグマ8-16mm超広角ズームを多用しました。あとはZeiss 100mm macroで、水のアップを狙います。ヒトが少ないので超広角レンズがどんどん使えたこと、雪解けの雰囲気は、晴れよりかえって雨の方がよかったこと、思ったより面白い絵がとれました。どの写真がどこかなど、ぐたぐた説明してもしょうがないので、フォトチャネルをスライドショーでみてください。水の魅力が出ているとおもいますよ

しばらく、忙しいので、上高地の記事はぼちぼち書きます。
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