沖縄陶器(やちむん)の旅、リコーGXR試写レポート その8
やちむんの里には共同のおおきなのぼり窯が2つあります。2か月に1回くらいはどかっと窯を焚くらしいです。すごいですね。沖縄陶器はそんなに売れるのでしょうか?こんなに磁器でなくて陶器を作っているところは他にあるのでしょうか?ほんとすごいです。
読谷山地窯の誰の窯だか忘れましたが、窯のおくのほうに小さな小屋があって、面白そうだったのですが、誰もいなくてはいれません。たまたまいっしょにのぞいたおばさんに、誰もいませんね、きっとみんなやちむん祭りに出はらっているのでしょう。と言ったら、やちむん祭りを知らないという。今日でおしまいですよ、それは行かなくては、そちらの方が安くて面白いですよといったら、いくいくといって飛んでいきましたが、どうやってゆくのだろう、マイカーがないと簡単にはいかれません。
このドアの取っ手がほしいな。自分で作ろう。
一番奥の北窯あたりの作業場ですが、だれもいません。日曜だからか、お祭りに行っているからか。
これは陶芸城(金城敏幸)かな。ここは一生懸命仕事中でした。
コミュニティーバスがはしる読谷村。読谷BTから北へ、この地図から外れたところに残波岬公園があってお祭りが開催されていました。南東へ行くとやちむんの里、その先の58号線を南に下れば一時間で那覇です。
泊港の前で下りて、美栄橋駅をすぎて少し行けば国際通りにぶつかります。公設市場で魚を見たかったのですが、日曜でお休みでした。
一軒だけ開いていたお魚屋さんにアカマチをみつけました。この右の赤いやつです。南の海には美味しい魚はいないのですが、このアカマチだけはとびきり美味しい。ぜひお刺身でたべてください。
市場のそばに美味しいおさかなをたべさせてくれるというお店がありました。おさ
かな厨房、海山味。しかし、メニューは一般的お魚ばかり。今日の魚というところだけ、期待できる。ジーマミという魚を選んで塩焼きにしてもらいました。ベラ系のお魚のようです。新しいから結構おいしかったですよ(魚というのは水揚げしてから3日間くらいは新しいといえるのです。我々がスーパーで普通食べているのはもっともっと時間がたっているのです)。それと島らっきょうの天ぷら、アラ汁とごはん、もちろん泡盛。
ピンボケですみません(フォクトレンダーはあんまり近づけないということです)。この魚 たしかジーマミといったと思います。
このお店にはってあった魚図鑑。
市場中央通りのいつものお菓子屋さんで、古典的琉球お菓子を買い込む。むかしのチンスコウ(真ん中の左)は丸いのですよ。左のピンクも見た目にはドギツですが美味しいですよ。
国際通りの沖縄伝統工芸館によって、ここの漆器が2つの工房から来ていること、いずれも角萬漆器より少し安いかなとおもえること(それでも十分高いです)、角萬漆器はここに出していない事から、おそらく角萬漆器は他と一線を隔して、安い漆器を売らないのではないかと思ったのです。
それから国際通りを南に下って、中央より少し出口に近い右側、レガロパロマというお土産物屋さんに向かいます。ここはセンスのいい民芸品があつまっているのです。ぐい飲みと、お湯のみを買いました。ここでぐい飲みをかうのは2度目、ここの品はいつも愛用の品になるのです。このお店の人はいいセンスしています。手頃でいい感じのものを集めて売っているのです。お店の人にここはいいセンスしていますねと褒めてしまいました。当然という感じで、しれっとしていましたが、本当はそう言われると嬉しいはずです。
月曜は仕事をして、そのまま東京に帰ります。
今回の、とてもささやかな戦利品をご紹介します。
大わけあり品、一輪挿し(900円)。何故か3月にナデシコ。楽しく食卓を飾っています。
左はレガロパロマで買ったイッチンの黒(千何百円わすれた)で、とても使い易くて愛用しています。右は育陶園で買った黒唐草の線彫りぐい飲み(わけあり品1200円)。お酒を飲むには、ファジーさ(ゆれ)がないとお酒が進まないことがわかりました。陶芸教室の先生にきいたところ、わざわざ色むら出ないようなうわぐすりを使っていると言っていました。色むらがないところが線彫りを浮き立たせてモダンなのだが、それがいい時と裏目の時があるのです。
左が去年、右が今回、レガロパロマでかったぐい飲み。(いずれも千何百円わすれた)
いずれもとても使い易くて気に入っている。微妙な緑のユレがお酒にリズムを与えます。お酒を飲むにはこのようなファジーさが必要なのです。
島袋常秀さんの<うつわ家>で、左は去年、右は今回買った湯飲み。右はお祭りで1000円にディスカウント。模様は面白いのだが、手に持った時の感覚が軽すぎて今一つしっくりこない。女性に受けるようにわざわざ軽く作っているのかもしれないが、賛成できない。あと1割重くしてください。
お祭りで買った湯飲みと小鉢(本当はこれでお酒を飲もうとおもったのです)。500円と300円。右は売り手が、わけあり品と間違って300円にしてしまったもの。これ意外と使い易く(小鉢として)、手書きで300円は大当たりです。
左は去年、博物館で買った湯飲み、まずまずの使用頻度。右は上と同じ小鉢、どうやってこのような模様を考え付くのかがとても不思議なのでまた載せました。
昔買ったぐい飲み。左は金城さん絵柄ですが、あまり使いません。やっぱりユレが乏しい。右は博物館売店で買いました。悪くは無いのですが、小さいからあまり使いません。
昔、首里城売店で買った、沖縄漆器のぐいのみ。あまり、これでお酒を飲むことがありません。漆器とお酒は相性が悪いのでしょうか。漆器でも輪島で買ったぐい飲みは、微妙なファジーさが隠されていて、ここちよいのです。
ということで、圧倒的にレガロパロマさんの眼力に軍配があがりました。
やちむんの里には共同のおおきなのぼり窯が2つあります。2か月に1回くらいはどかっと窯を焚くらしいです。すごいですね。沖縄陶器はそんなに売れるのでしょうか?こんなに磁器でなくて陶器を作っているところは他にあるのでしょうか?ほんとすごいです。
読谷山地窯の誰の窯だか忘れましたが、窯のおくのほうに小さな小屋があって、面白そうだったのですが、誰もいなくてはいれません。たまたまいっしょにのぞいたおばさんに、誰もいませんね、きっとみんなやちむん祭りに出はらっているのでしょう。と言ったら、やちむん祭りを知らないという。今日でおしまいですよ、それは行かなくては、そちらの方が安くて面白いですよといったら、いくいくといって飛んでいきましたが、どうやってゆくのだろう、マイカーがないと簡単にはいかれません。
このドアの取っ手がほしいな。自分で作ろう。
一番奥の北窯あたりの作業場ですが、だれもいません。日曜だからか、お祭りに行っているからか。
これは陶芸城(金城敏幸)かな。ここは一生懸命仕事中でした。
コミュニティーバスがはしる読谷村。読谷BTから北へ、この地図から外れたところに残波岬公園があってお祭りが開催されていました。南東へ行くとやちむんの里、その先の58号線を南に下れば一時間で那覇です。
泊港の前で下りて、美栄橋駅をすぎて少し行けば国際通りにぶつかります。公設市場で魚を見たかったのですが、日曜でお休みでした。
一軒だけ開いていたお魚屋さんにアカマチをみつけました。この右の赤いやつです。南の海には美味しい魚はいないのですが、このアカマチだけはとびきり美味しい。ぜひお刺身でたべてください。
市場のそばに美味しいおさかなをたべさせてくれるというお店がありました。おさ
かな厨房、海山味。しかし、メニューは一般的お魚ばかり。今日の魚というところだけ、期待できる。ジーマミという魚を選んで塩焼きにしてもらいました。ベラ系のお魚のようです。新しいから結構おいしかったですよ(魚というのは水揚げしてから3日間くらいは新しいといえるのです。我々がスーパーで普通食べているのはもっともっと時間がたっているのです)。それと島らっきょうの天ぷら、アラ汁とごはん、もちろん泡盛。
ピンボケですみません(フォクトレンダーはあんまり近づけないということです)。この魚 たしかジーマミといったと思います。
このお店にはってあった魚図鑑。
市場中央通りのいつものお菓子屋さんで、古典的琉球お菓子を買い込む。むかしのチンスコウ(真ん中の左)は丸いのですよ。左のピンクも見た目にはドギツですが美味しいですよ。
国際通りの沖縄伝統工芸館によって、ここの漆器が2つの工房から来ていること、いずれも角萬漆器より少し安いかなとおもえること(それでも十分高いです)、角萬漆器はここに出していない事から、おそらく角萬漆器は他と一線を隔して、安い漆器を売らないのではないかと思ったのです。
それから国際通りを南に下って、中央より少し出口に近い右側、レガロパロマというお土産物屋さんに向かいます。ここはセンスのいい民芸品があつまっているのです。ぐい飲みと、お湯のみを買いました。ここでぐい飲みをかうのは2度目、ここの品はいつも愛用の品になるのです。このお店の人はいいセンスしています。手頃でいい感じのものを集めて売っているのです。お店の人にここはいいセンスしていますねと褒めてしまいました。当然という感じで、しれっとしていましたが、本当はそう言われると嬉しいはずです。
月曜は仕事をして、そのまま東京に帰ります。
今回の、とてもささやかな戦利品をご紹介します。
大わけあり品、一輪挿し(900円)。何故か3月にナデシコ。楽しく食卓を飾っています。
左はレガロパロマで買ったイッチンの黒(千何百円わすれた)で、とても使い易くて愛用しています。右は育陶園で買った黒唐草の線彫りぐい飲み(わけあり品1200円)。お酒を飲むには、ファジーさ(ゆれ)がないとお酒が進まないことがわかりました。陶芸教室の先生にきいたところ、わざわざ色むら出ないようなうわぐすりを使っていると言っていました。色むらがないところが線彫りを浮き立たせてモダンなのだが、それがいい時と裏目の時があるのです。
左が去年、右が今回、レガロパロマでかったぐい飲み。(いずれも千何百円わすれた)
いずれもとても使い易くて気に入っている。微妙な緑のユレがお酒にリズムを与えます。お酒を飲むにはこのようなファジーさが必要なのです。
島袋常秀さんの<うつわ家>で、左は去年、右は今回買った湯飲み。右はお祭りで1000円にディスカウント。模様は面白いのだが、手に持った時の感覚が軽すぎて今一つしっくりこない。女性に受けるようにわざわざ軽く作っているのかもしれないが、賛成できない。あと1割重くしてください。
お祭りで買った湯飲みと小鉢(本当はこれでお酒を飲もうとおもったのです)。500円と300円。右は売り手が、わけあり品と間違って300円にしてしまったもの。これ意外と使い易く(小鉢として)、手書きで300円は大当たりです。
左は去年、博物館で買った湯飲み、まずまずの使用頻度。右は上と同じ小鉢、どうやってこのような模様を考え付くのかがとても不思議なのでまた載せました。
昔買ったぐい飲み。左は金城さん絵柄ですが、あまり使いません。やっぱりユレが乏しい。右は博物館売店で買いました。悪くは無いのですが、小さいからあまり使いません。
昔、首里城売店で買った、沖縄漆器のぐいのみ。あまり、これでお酒を飲むことがありません。漆器とお酒は相性が悪いのでしょうか。漆器でも輪島で買ったぐい飲みは、微妙なファジーさが隠されていて、ここちよいのです。
ということで、圧倒的にレガロパロマさんの眼力に軍配があがりました。