リコーGXR試写レポート・パートII その3 (最終回)
リコーGXRの戦略をみると、明らかにデジカメユーザーのグレードアップ志向者を取り込んでゆこうという意図で布陣が出来上がっていると思います。低価格のデジカメ用の受光部と高倍率ズームでユーザーを取り込む→A12単焦点で、明らかなる画質の差を見せて、GXRに定着させる→A16ズームでユーザーの要求を満たす。しかし、マウントA12を出してから、意図したのかしなかったのかは解りませんが、その戦略とは異なる路線が出来てしまいました。つまりオールドカメラファンが取り込まれ、ついでに当方みたいな一眼レフユーザーが2ndカメラとしてGXRを使うようになり、前述の路線を逆にたどるようになったのです。すなわち、まずマウントA12を買ってから、その後A12単焦点を買ってみようかとかA16ズームを買ってみようかという動きです。この時に、とんでもないことが起きたのです。<なんだ、一眼レフはいらないじゃないか、GXRで十分だ>。細かいことをいえば、GXRはまだ改良しなければならないでしょう。でも大局的に見るとミラーレスで十分なのです。プロ報道写真用のカメラはまだ当分一眼レフの存在価値があるかもしれませんが、それ以外はミラーレスで十分の時代がすぐそこにやってきているのです。GXRはあわてて最初の戦略とは逆向きの流れに対応する必要があります。たとえばEVFの改良です。この逆向きの流れも強敵がいっぱいます。フジフィルム、ニコンは強敵で、今度キャノンも参入してくるでしょう。どこのカメラがいいのかという皆さんの知りたいことには回答がありません。ただ、当方は必要な機能をあからさまな形として表現しているGXRに好感を持っています。ミラーレスのコンセプトとして、必要な機能をコンパクトにまとめて、カメラはスリムにして、レンズ中心に動いて行くことが当方の考えです。GXRはこれに近い。 レンズ交換できるカメラでなくて、カメラ交換できるレンズの時代となるのです。一本のレンズに今日はGXR、明日はペンタックスQ、その次はキャノンフルサイズと目的に応じて付け替えてゆくのです。こう考えてくると、<なぜフルサイズでなければならないのか>という疑問がわいてきます。受光面は広い方がいい。それだけの理由で、レンズを全部買い替える意味があるでしょうか。伝統的ヒエラルキーが崩壊してしまって、単に結果の絵がよければいいということになります。あこがれのxxx(例えばニコンD4)というこれまでの考えが崩壊するのです。ムードで上級といわれるカメラを買って、やっぱりよかったよかったと満足するパターンが崩れるのです。何しろこの一直線の上昇思考がとれなくなります。どのカメラでもどのレンズでもいくらでも組み合わせることが出来るのです。レンズやカメラが入り乱れて、結局、自分はどの絵がすきなのだということで判断するしかなくなるのです。
ヒエラルキーの崩壊で、一番怖いのは韓国・台湾の台頭でしょう。カメラメーカーはどう考えるのでしょうか。先を読むのはとってもむずかしい。そう簡単に追いつけないのはレンズの世界、レンズ資産と開発力を持つメーカーが勝ち残ると考えるのか。PCと同じ考えで、韓国・台湾と競争することは覚悟でカメラ本体の電子器具としての未来を追求するのでしょうか。いずれにせよペンタックスは吹っ飛んでしまうことは明らかです。一時的には、リコーさんとペンタックスのいい所を融合して、とんでもない製品をだしてくれと期待はしているものの、どう考えても、将来ペンタックスあるいはリコー・ペンタックスはソニーの傘下にはいるしか道はないでしょう。ソニーはツアイスとミノルタのレンズを資産として、電子部門で優位に立とうとするでしょうが、まだまだ完全に勝てるという自信はないでしょう。もっと味方がほしいのです。
結局GXRは買いなのか、否かという問いに対して、 当方はそんなことたいした問題じゃないというのが答えです。 気に入ったレンズをみつけて、いろいろなミラーレスカメラを買って付け替えて行けばいいじゃないかと思っているのです。気に入ったカメラがみつかったら、お付き合いでそのカメラのオートフォーカスレンズを少し買い足すという流れです。発想の転換をしたい方はGXRマウントA12は買いです。まちがいなく発想が転換します。
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ペンタックスK5+ツアイス・ディスタゴン18mm, F3.5 ZK
ツアイスはしっかりしてますね。いいレンズです。
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リコーGXR+フォクトレンダー・カラースコパー35mm F2.5 PII
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リコーGXR+フォクトレンダー・カラースコパー35mm F2.5 PII
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
マクロは景色を撮っているのではなくて、海を撮っているのがお分かりになりますか。
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ペンタックスK5+ツアイス・ディスタゴン18mm, F3.5 ZK
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リコーGXR+フォクトレンダー・カラースコパー35mm F2.5 PII
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ペンタックスK5+ツアイス・ディスタゴン18mm, F3.5 ZK
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ペンタックスK5+ツアイス・ディスタゴン18mm, F3.5 ZK
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
三つ岩から番場浦では強い風が吹いて、カメラが固定出来ないほどです。ゴロタ石で足場は悪いし、カメラ3台を抱えて、広角ではもっともっと海に近づかなければならないのに、危なくてそれができません。ひっくりかえったら、どこか骨折するか、20万円のカメラ・レンズがおしゃかになるかいずれかです。
この強い風にふかれた、荒ぶる海を表現してみたかった。
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
風の作るさざ波がとても魅力的であることはこれまでの経験で知っていました。子供のころから岩礁地帯のタイドプール(潮溜まり)は遊びの場でした。さざ波とタイドプールの魅力を写真にしようと粘って、風の作る波紋を撮って見ました。まったく予想もしない面白い写真となりました。なんでいつも単焦点マクロを信頼しているか。このレンズを持つと自然に物事をマクロ的みるようになるのです。今まで気が付かなかった絵が、いつも通り過ぎるところにでも、いっぱいころがっているのです。
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
小さい頃から体全体で海を感じてきた者ですから、海を撮るときは、海を感じる絵が撮りたい。ただ、素直に海を撮りたい。
ペンタックスとGXR, 両者の目標はとても似ている。両方ともきれいな絵を写したいという願望が目的で、報道写真を撮るのが目的で無いのです。スポーツのような早い動きや、条件の悪い時の瞬時の撮影とか、そういうことは目的でないのです。今のところ、GXRとペンタックスの絵はとても違うように見える。それは色調を調整すれば近づくでしょう。もし、近づいた絵に調整できたら、ペンタックスである必要はなくなるかもしれません。恐ろしいことです。軽くて、機能的には使い易いGXRで目的は達成できてしまうのです。ニコンD800のフルサイズ、その重たさをかんがえると、本当にフルサイズが必要なのか?何のためにフルサイズが必要なのか? GXRでいいじゃない。報道写真のプロはキャノンを使えばいいじゃない。美しい写真をとりたいならGXRでいいじゃない。
ご覧のようにGXRの色調はちょっと落ち着きがありません。当方がGXRの調整をいじりすぎて、どこか間違っているかもしれません。沖縄ではフォクトレンダーはおとなしすぎるといっていたのですから。突然海であばれだすはずはありません。
最後にいつも思うのですが、なんやかんやあって、結果的にはペンタックスK20Dが一番いい絵を作るのです。GXRはロンドンの結果をまたご報告しましょう。まだまだ、GXRの本当の結論は先の話です。
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ペンタックスK5 + ペンタックス100mm macro
真鶴港の夕暮れをほんの少し撮って見ましょう。
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ペンタックスK5 + ペンタックス100mm macro
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リコーGXR+マウントA12 +Kマウントアダプター+ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZK (トリミング)
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リコーGXR+マウントA12 +Kマウントアダプター+ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZK
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リコーGXR+マウントA12 +Kマウントアダプター+ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZK
最後に一言。この地点から遠くに真鶴港がみえます。この地点は海から海抜17m の地点と標識が立っています。東北の津波は、30m、この地点では海の底です。津波をさけるには、エッチラオッチラ坂道を1.5km上らねばなりません。東北の方はなぜ津波から逃げられなかったのか不思議でした。 しかし、この地点が海の底になるなんて、だれが想像できますか。ただ、ただ、残念です。
リコーGXRの戦略をみると、明らかにデジカメユーザーのグレードアップ志向者を取り込んでゆこうという意図で布陣が出来上がっていると思います。低価格のデジカメ用の受光部と高倍率ズームでユーザーを取り込む→A12単焦点で、明らかなる画質の差を見せて、GXRに定着させる→A16ズームでユーザーの要求を満たす。しかし、マウントA12を出してから、意図したのかしなかったのかは解りませんが、その戦略とは異なる路線が出来てしまいました。つまりオールドカメラファンが取り込まれ、ついでに当方みたいな一眼レフユーザーが2ndカメラとしてGXRを使うようになり、前述の路線を逆にたどるようになったのです。すなわち、まずマウントA12を買ってから、その後A12単焦点を買ってみようかとかA16ズームを買ってみようかという動きです。この時に、とんでもないことが起きたのです。<なんだ、一眼レフはいらないじゃないか、GXRで十分だ>。細かいことをいえば、GXRはまだ改良しなければならないでしょう。でも大局的に見るとミラーレスで十分なのです。プロ報道写真用のカメラはまだ当分一眼レフの存在価値があるかもしれませんが、それ以外はミラーレスで十分の時代がすぐそこにやってきているのです。GXRはあわてて最初の戦略とは逆向きの流れに対応する必要があります。たとえばEVFの改良です。この逆向きの流れも強敵がいっぱいます。フジフィルム、ニコンは強敵で、今度キャノンも参入してくるでしょう。どこのカメラがいいのかという皆さんの知りたいことには回答がありません。ただ、当方は必要な機能をあからさまな形として表現しているGXRに好感を持っています。ミラーレスのコンセプトとして、必要な機能をコンパクトにまとめて、カメラはスリムにして、レンズ中心に動いて行くことが当方の考えです。GXRはこれに近い。 レンズ交換できるカメラでなくて、カメラ交換できるレンズの時代となるのです。一本のレンズに今日はGXR、明日はペンタックスQ、その次はキャノンフルサイズと目的に応じて付け替えてゆくのです。こう考えてくると、<なぜフルサイズでなければならないのか>という疑問がわいてきます。受光面は広い方がいい。それだけの理由で、レンズを全部買い替える意味があるでしょうか。伝統的ヒエラルキーが崩壊してしまって、単に結果の絵がよければいいということになります。あこがれのxxx(例えばニコンD4)というこれまでの考えが崩壊するのです。ムードで上級といわれるカメラを買って、やっぱりよかったよかったと満足するパターンが崩れるのです。何しろこの一直線の上昇思考がとれなくなります。どのカメラでもどのレンズでもいくらでも組み合わせることが出来るのです。レンズやカメラが入り乱れて、結局、自分はどの絵がすきなのだということで判断するしかなくなるのです。
ヒエラルキーの崩壊で、一番怖いのは韓国・台湾の台頭でしょう。カメラメーカーはどう考えるのでしょうか。先を読むのはとってもむずかしい。そう簡単に追いつけないのはレンズの世界、レンズ資産と開発力を持つメーカーが勝ち残ると考えるのか。PCと同じ考えで、韓国・台湾と競争することは覚悟でカメラ本体の電子器具としての未来を追求するのでしょうか。いずれにせよペンタックスは吹っ飛んでしまうことは明らかです。一時的には、リコーさんとペンタックスのいい所を融合して、とんでもない製品をだしてくれと期待はしているものの、どう考えても、将来ペンタックスあるいはリコー・ペンタックスはソニーの傘下にはいるしか道はないでしょう。ソニーはツアイスとミノルタのレンズを資産として、電子部門で優位に立とうとするでしょうが、まだまだ完全に勝てるという自信はないでしょう。もっと味方がほしいのです。
結局GXRは買いなのか、否かという問いに対して、 当方はそんなことたいした問題じゃないというのが答えです。 気に入ったレンズをみつけて、いろいろなミラーレスカメラを買って付け替えて行けばいいじゃないかと思っているのです。気に入ったカメラがみつかったら、お付き合いでそのカメラのオートフォーカスレンズを少し買い足すという流れです。発想の転換をしたい方はGXRマウントA12は買いです。まちがいなく発想が転換します。
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ペンタックスK5+ツアイス・ディスタゴン18mm, F3.5 ZK
ツアイスはしっかりしてますね。いいレンズです。
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リコーGXR+フォクトレンダー・カラースコパー35mm F2.5 PII
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リコーGXR+フォクトレンダー・カラースコパー35mm F2.5 PII
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
マクロは景色を撮っているのではなくて、海を撮っているのがお分かりになりますか。
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ペンタックスK5+ツアイス・ディスタゴン18mm, F3.5 ZK
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リコーGXR+フォクトレンダー・カラースコパー35mm F2.5 PII
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ペンタックスK5+ツアイス・ディスタゴン18mm, F3.5 ZK
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ペンタックスK5+ツアイス・ディスタゴン18mm, F3.5 ZK
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
三つ岩から番場浦では強い風が吹いて、カメラが固定出来ないほどです。ゴロタ石で足場は悪いし、カメラ3台を抱えて、広角ではもっともっと海に近づかなければならないのに、危なくてそれができません。ひっくりかえったら、どこか骨折するか、20万円のカメラ・レンズがおしゃかになるかいずれかです。
この強い風にふかれた、荒ぶる海を表現してみたかった。
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
風の作るさざ波がとても魅力的であることはこれまでの経験で知っていました。子供のころから岩礁地帯のタイドプール(潮溜まり)は遊びの場でした。さざ波とタイドプールの魅力を写真にしようと粘って、風の作る波紋を撮って見ました。まったく予想もしない面白い写真となりました。なんでいつも単焦点マクロを信頼しているか。このレンズを持つと自然に物事をマクロ的みるようになるのです。今まで気が付かなかった絵が、いつも通り過ぎるところにでも、いっぱいころがっているのです。
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
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ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
小さい頃から体全体で海を感じてきた者ですから、海を撮るときは、海を感じる絵が撮りたい。ただ、素直に海を撮りたい。
ペンタックスとGXR, 両者の目標はとても似ている。両方ともきれいな絵を写したいという願望が目的で、報道写真を撮るのが目的で無いのです。スポーツのような早い動きや、条件の悪い時の瞬時の撮影とか、そういうことは目的でないのです。今のところ、GXRとペンタックスの絵はとても違うように見える。それは色調を調整すれば近づくでしょう。もし、近づいた絵に調整できたら、ペンタックスである必要はなくなるかもしれません。恐ろしいことです。軽くて、機能的には使い易いGXRで目的は達成できてしまうのです。ニコンD800のフルサイズ、その重たさをかんがえると、本当にフルサイズが必要なのか?何のためにフルサイズが必要なのか? GXRでいいじゃない。報道写真のプロはキャノンを使えばいいじゃない。美しい写真をとりたいならGXRでいいじゃない。
ご覧のようにGXRの色調はちょっと落ち着きがありません。当方がGXRの調整をいじりすぎて、どこか間違っているかもしれません。沖縄ではフォクトレンダーはおとなしすぎるといっていたのですから。突然海であばれだすはずはありません。
最後にいつも思うのですが、なんやかんやあって、結果的にはペンタックスK20Dが一番いい絵を作るのです。GXRはロンドンの結果をまたご報告しましょう。まだまだ、GXRの本当の結論は先の話です。
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ペンタックスK5 + ペンタックス100mm macro
真鶴港の夕暮れをほんの少し撮って見ましょう。
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ペンタックスK5 + ペンタックス100mm macro
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リコーGXR+マウントA12 +Kマウントアダプター+ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZK (トリミング)
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リコーGXR+マウントA12 +Kマウントアダプター+ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZK
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リコーGXR+マウントA12 +Kマウントアダプター+ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZK
最後に一言。この地点から遠くに真鶴港がみえます。この地点は海から海抜17m の地点と標識が立っています。東北の津波は、30m、この地点では海の底です。津波をさけるには、エッチラオッチラ坂道を1.5km上らねばなりません。東北の方はなぜ津波から逃げられなかったのか不思議でした。 しかし、この地点が海の底になるなんて、だれが想像できますか。ただ、ただ、残念です。