俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

春浅し

2025-02-04 | 俳句・春・時候

 

 

春浅し甲斐の山並み確と見え

 

 

 

 

 

 

立春以後の春とは名ばかりの頃をいう。

 

 

 

 

 

 

春になったものの、春色はまだ整わず、降雪もあり、木々の芽吹きにはまだ間がある頃である。

 

 

 

 

 

 

「早春」と似通った季語であるが、「春浅し」は季節の推移を肌で感じる意識がより強いように思われる。

 

 

 

 

 

 

春になったばかりで空気はまだ冬のように澄んでいた。

そのため、甲斐の山並みがくっきりと見られた。

 

 

 

 

 

浅春や雑木の道の明るくて

 

 

 

コメント (2)
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