俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冬の暮

2024-12-07 | 俳句・冬・時候

 

 

散策の足速くなり冬の暮

 

 

 

 

 

 

冬の日の夕方をいう。

 

 

 

 

 

 

日が落ちるとともに急に冷え込み、家々の電灯がともる。

 

 

 

 

 

 

春の暮や秋の暮のような情緒豊かな時間ではないが、冬の暮には寒さを伴ったある情感は感じられる。

 

 

 

 

 

 

散策をしていると、見る見るうちに日が沈み、あたりは暗くなってくる。

寒さも手伝って足が次第に速くなる。

きっと、早く家に帰りたいと無意識に思うからであろう。

 

 

 

 

 

現れし月と太白冬の暮

 

 

 

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