俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

枯菊

2008-12-15 | 俳句・冬・植物


枯菊をひとり焚きたき夕べかな

菊は立ち尽くしたまま徐々に花の色を失い枯れる。枯れた花がいつまでも茎の上についているので、美しかった盛りが偲ばれ、哀れ深い。少し孤独を覚える夕暮れは、ひとりで枯菊を焚いてみたくなった。

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枯菊を焚きし焔にひと恋へり


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