俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

春塵(しゅんじん)

2011-03-17 | 俳句・春・天文


春塵やいつもの農夫姿なく

雪や霜の解けた後、春に乾燥して突風などで舞いあげる砂塵をいう。春は風の強い日が多いので、窓を少しでも開けていると砂埃が入り、床や机などがざらつくことがある。畑の乾いた土を突風が吹き上げていた。いつも見かける農夫はさすがに姿を見せなかった。

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遠目にも畑を走れる春埃



春塵の中くる人と自転車と



兵のごと向かつてきたる春埃


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コメント (2)
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