俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

麗か

2011-03-20 | 俳句・春・時候


うららかや猫の歩める池の縁

穏やかな春日を浴び、万物が明るく輝くさま。「うらら」「うららに」「うらうら」などともいう。≪うらうらに照れる春日に雲雀あがり情(こころ)悲しも独りし思へば 大伴家持≫万葉集巻十九・4292は、春の明るさの中にも悲しさが同居することを詠っている。黒猫が所在なげにゆっくりと池の近くを歩いていた。麗かを絵に描いたような情景であった。

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麗日の池を望みて抹茶かな



麗かや四阿(あづまや)に眼を瞑りゐて


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