俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

千屈菜(みそはぎ)

2013-08-11 | 俳句・秋・植物




千屈菜や亡きひとの声耳底に


ミソハギ科の多年草。

山野の湿地や田の畔などに自生する。







八月頃、葉腋に紅紫色の六弁花を開き、長穂状となる。







盆花として仏前に供えるので、禊萩が転じてミソハギになっと言われ

ている。

水田や溝のような湿った所に生えるところから溝萩とも呼ばれる。







道端の空き地に千屈菜が咲いていた。

見ていると、今年亡くなられた方の声が耳底に蘇ってきた。






みそはぎに黙つて腰を下ろしけり



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コメント
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