俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

落鮎

2013-08-30 | 俳句・秋・動物




落鮎の確と腹見せ焼かれけり



夏、上流で成長した鮎は、初秋、産卵のために川を下ってくる。

これを「落鮎」「下り鮎」という。

産卵期の鮎は腹が鉄錆色になる。

これを「錆鮎」「渋鮎」という。







郡上八幡の風情ある町中を歩いていると、店先に落鮎が数匹腹を

見せて焼かれていた。

おいしそうなので、立ち止まってしまった。






同じ方向きて落鮎釣の黙(もだ)



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コメント (1)
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