俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

寒鴉

2020-01-07 | 俳句・冬・動物




寒鴉夕日の中を飛び交ひぬ




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冬の鴉のことをいう。


 




寒さが身に沁みる頃、鴉は人里でもっとも目につく鳥となる。







住宅のごみ置き場を荒したり、林中や電線で鳴いたり、

浜や川原に群がっているのをよく見かける。







また、枯木や電柱などに動かずにじっとしているさまは

淋しげである。







夕暮れ時になると、鴉は群れを成して塒へ帰る。

そんな寒鴉が夕日の中を飛び交っていた。






一声を落として翔ぬ寒鴉




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