俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

寒月

2020-01-11 | 俳句・冬・天文




寒月の明り頼りに帰りけり




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冬の夜空に皎皎と冴えて見える月をいう。







照り翳りに関わりなく、見る人が心を覗かれたような

覚めた思いになる。







冷え冷えとした思いである。







寒満月は青白い光で、寒々しさの中にもこの時期ならでは

の美しさがある。







出掛けた帰り道に寒月が昇って皎皎と輝いていた。

その明りを便りに家路をたどった。






透徹といふこと寒満月にあり




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