俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

寒茜

2021-01-14 | 俳句・冬・天文




家の間に富士くきとあり寒茜




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寒中の日没時に西空が茜色に染まる状態をいう。







茜色はわずかに黄みを帯びた沈んだ赤色のこと。







空が茜色に染まり、次第に濃くなるのは、日没後

二十分~三十分位してからである。







空が茜色になるのは、寒中のみならず冬を通じて

見られ、これを「冬茜」という。







入日の後、暫くすると家と家の間に富士山が一層

くっきりと濃く見えてきた。

後ろの空は寒茜となっていた。






振返りつつの家路や寒茜




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