俳句の風景

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日脚伸ぶ

2021-01-22 | 俳句・冬・時候




日脚伸ぶ江戸期の旅籠膝折に




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冬の終り頃になって、昼の時間がだんだん長くなる

ことをいう。







冬至を過ぎると昼の時間は日一日と長くなってゆく。







それを実感するのは、一月も半ばを過ぎた頃からで

ある。







「日脚伸ぶ」には、どことなく寒気の緩んできた喜び

とともに、春がもうそこまできている気分がある。







散策していると日脚が伸びてきたことを実感した。

初めて歩いたところに、江戸時代に宿場の脇本陣で

あった旅籠の建物が今も残っているのを見つけた。

この建物は膝折(ひざおり)という室町時代から伝わる

地名の地にあった。






日脚伸ぶ畑に農夫の一人ゐて




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