俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

烏瓜

2024-10-20 | 俳句・秋・植物

 

 

烏瓜引いてはみしが離しけり

 

 

 

 

 

 

ウリ科の蔓性多年草。

雌雄異株。

林や藪に見られる。

 

 

 

 

 

 

細い茎は巻きひげで傍らのものに巻きつき、高いところまで伸びる。

秋に瓜に似た実をつける。

初めは縞のある緑色だが、熟れると朱赤色になる。

 

 

 

 

 

 

種子が結び文の形をしているので、玉章(たまずさ)とも呼ばれる。

 

 

 

 

 

 

藪に烏瓜が垂れ下がっていた。

取ろうと思って引いてはみたが、やはりここにあるのがよいと思い、手を離した。

 

 

 

 

 

朱の深くなる楽しさよ烏瓜

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする